hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

今日の片づけ 粉洗剤(アルカリウォッシュ)入れ

 

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暮らしの小さなストレスは、つい見逃しがちだけれど、解消すると実はとても快適に。

先月洗濯のプチストレスが一つ解消してゴキゲンになりました。

 

洗濯機の洗剤は「海へ…」しか必要ないのですが、

香らない人になる 洗濯洗剤「海へ…」 - hon-nomushi’s blog

布おむつや布ナプキンのつけ置き時は、アルカリウォッシュを使用。

お風呂場にバケツ(タブトラックス)を置いて、汚れものや匂うものは一晩つけ置きしています。今までは下の写真にある、重曹入れと同じ容器にアルカリウォッシュを入れ、計量スプーンで取り出していました。

 

アルカリウォッシュを入れるまでー

引き出しを開ける→容器のふたを開ける→計量スプーンを取り出し、適量を入れる→お風呂場のバケツに入れる→容器にスプーンをしまう

文字にするとわかりますが、結構お風呂のバケツに入れるまでのアクションが多く、粉がこぼれやすかったり、プチストレスがたまっていました。

 

粉洗剤をはちみつ容器に入れている記事をみかけて、似たようなものを探しにいったら、100円ショップ(セリア)にいいものがありました!はちみつ容器は通常ふたがはずれるようになっていますが、これはワンタッチで開閉可能。片手で取り出し、バケツに適量押し出し、そのまま引き出しにしまうことができます。途中でこぼれることもなく、口も小さめなのでたくさん出すぎることもなく、本当に楽です!

ー今のアクションー

引き出しを開ける→容器を取り出す→片手で洗剤を入れる→引き出しに戻す

 

容器に詰め替えというアクションは必要になりますが、250ml入るので、そんなに頻繁にする必要はなさそう。もう一つの空きボトルには、同じような問題があった重曹を入れて、お掃除などに使う予定。(上から一目でどちらかわかるように、「あ」(=アルカリウォッシュ)をつけました)容器が壊れず長く使えるといいな、と思っています。

 

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ひとりの時間の物語 いぬいとみこ『山んば見習いのむすめ』

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今日、わたしの住む地域では風が強くて、春のようなあたたかさ。

春を迎えたらもう一度読もうと思っていたこの本を手に取りました。

 

子どものころは外国のお話ばかり読んでいましたが、大人になった今は、日本の物語にとても心ひかれます。いぬいとみこさんも、素通りしていた作家のおひとり。

でも今この作品に出会えたことが、とてもよかったんです。なんせ、これは静かな物語。わたしが子どもだったころは、良さがわからなかったと思うからです。

 

山んば見習いの主人公は、一人話し相手もいない中で魔術の勉強にいそしみます。上手くいかないことばかり。それでも続けて修行をし、その様子をモグラが見守っています。すごく、静かです。大きな出来事があるわけでもないし、魔法が大々的に取り上げられているのでもない。だけれどもその静けさに大きな深い味わいがあって、静かな雪深い山にこもっている主人公の気持ちが、丁寧に描かれています。子ども向けの作品のようだけれど、静かさを恐れずにまっすぐ描く作者の力量に、ただただ感嘆します。

 

まるでふきのとうの天ぷらみたい。大人になるとあの苦さがくせになるように、何度も静かに読み返したくなる作品。春の訪れ前にぜひ、の一冊です。

 

毎日のくりかえし 野呂エイシロウ『なぜかお金が貯まる手帳術』

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「今年は分散しているお金を一本化して管理したい!」

そう思ったとき、この本を見つけました。

 

方法はすごくシンプル。

1 一日に使ってよい予算を決め、毎朝銀行から引き出す

2 一日の終わりに使ったお金を書き出す

3 翌日、前日余ったお金を銀行口座に戻し、今日の予算を引き出す

 

2のチェック時がポイント。

ー出費はかならずレシートをもらい、不明な支出を抑えること。

ー基本的にクレジットは使わない。現金のみで支払うこと。

ー使ったお金が自分の中で〇か✖か、ちゃんとチェックすること。

 

最後の〇か✖かは、本の中に詳しく書かれていましたが、すごく耳が痛かったです。

例えばおなかがすいていないのについ立ち寄ったコンビニでの買い物は✖。

おなかがすいていてカレーを食べたら元気が出た、というときは〇。

 

たぶん無意識で繰り返しているお金を使う行為を、

「その日のうちに見直し、記録し、繰り返す」ことで、意識させるからうまくいくのでしょうね。

(昨日何となく立ち寄った外食ポイントで、まさに✖行為をしていました。反省。)

 

一日の予算を決めて、銀行で管理をするのも合理的。毎日出勤があり、日々銀行に立ち寄る習慣がある方は本当に有用な方法。すべての方法がまねできるわけではないけれど、毎日振り返ることはぜひ習慣にしたいと思いました。

 

〇のお金は「自分にご褒美」ではなく、「投資」の使い方であるべきという箇所は、とても心に残りました。

「今買うものが、明日の自分に役立つか」

「ほしくて、必要でないと買わない」

など、わたしが気を付けるべきポイントがたくさんあり、耳が痛かったです。

今年の収支に生かせますように。

 

 

 

 

ヨガからはじまるミニマムな暮らし みう『ヨガとシンプルライフ』

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読みたかった本が手元に。

大好きなブログが本になっているので、わくわくしながら読みました。

 

著者みうさんは、ヨガの練習がしたくて、マットを広げるスペースを作ることからミニマム(シンプル?)ライフに目覚めたそう。

 

わたしは断捨離の本に出会ったときにものすごくすっきりしたくなって、ミニマムに目覚めましたが、

hon-nomushi.hatenablog.com

人が生活を変えるきっかけとは思いもよらないところにあるなあと

いつも思っています。

 

みうさんの生活はヨガのスピリットそのもの。

周りを整え、身の回りからすっきりすると、心も落ち着いてくる過程を、

丁寧に追ってくれるのが素敵なところ。決して押しつけがましくなく、その人のあり方を尊重するヨガの精神が、そのまま文章にもあふれていて、とても心地よいです。

本にのっていた言葉をメモ。スケジュール帳に挟み込みました。

 

 

 

 

環境にも、汚れにも 大切な洗剤 「森と…」

 

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もう使って何年になるでしょうか。「海へ…」より先に使い始めた台所の洗剤、「森と…」。これがあればキッチンの汚れは、どんなものでも怖くないと言えるほど、愛用しています。

 

「海へ…」はすでにおすすめしていました。

hon-nomushi.hatenablog.com

 

もともと肌が弱く、市販の洗剤では手が荒れて大変でした。環境にやさしい洗剤を試すと汚れ落ちが弱く、家族から不評。何度も違う洗剤を試しては、試行錯誤していました。そんな時発見した「森と…」。まさに理想の洗剤でした。

 

一番の利点はとにかく油汚れに強いこと。シュッとスプレーしてスポンジでこすれば、今までぬるぬるしていた油汚れがまたたくまに落ちます。それまで使っていた普通の洗剤では、落ちなかった汚れも落ちるほど。

 

そして第二の利点は、決してコスト高ではないこと。この1本は1200円(税抜き)。12本分のスプレーを作ることができます。つまりドラッグストアの製品と、ほぼ値段が変わらないくらいなのです。濃縮タイプだから、省スペースでもあります。

 

我が家では、油汚れには「森と…」が常識。ガスレンジ近くの冷蔵庫上などは、ほこり+油汚れでベトベトですが、これをスプレーしてふき取ればすっきりきれい。キッチン回りは他の洗剤を必要としなくなりました。食洗器でも同じようにシュッと何度か吹きかけて洗浄。食洗器自体の汚れもとても少ないです。

 

心からお勧めする「森と…」、ぜひお試しくださいね。ちなみに我が家はAmazonで購入しています。

www.gankohompo.com

 

 

 

 

 

再発見 ティーバッグでお茶の時間

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我が家のキッチン。窓の上に簡単な棚があります。

今はディスプレイもかねて、旅行先のカナダで見つけた「Four O'clock」というお茶を並べて楽しんでいるところ。カナダのケベック州にある会社だそうで、お土産にもぴったり。たくさん購入して、持ち帰ってきました。味は「ニンジンケーキ」や「真夜中のカップケーキ」(チョコの味がします)など!毎日どれにしようかと、選ぶのが楽しいです。

 

実はティーバッグの良さを再発見したのは、今回の旅行から。

友人はいろいろなお茶を一つのボックスにまとめていて、毎朝そこから選んでお茶を入れるのが習慣だそう。滞在中、彼女のように好きなティーバッグを選んで、毎日違うものを試していると、すごく楽しかったのです。

 

自分の分を一杯だけ作れるのも魅力的。

 あたたかいお茶を作って「さあ飲もう!」と思っても、子育て中は予期せぬ出来事に見舞われることが多々。結局冷めてしまったお茶を飲むことが多くて、ちょっとかなしい…。

 

その点一杯だけなら温かいまま楽しめるし、ティーバッグだと気軽にササッとお茶を入れられて、今の時間の流れにすごく合いました。フレーバーティーだと少し口さみしいとき、ローカロリーでおなかも満たされます。新しい習慣でほっこりの朝。

 

 

 

 

 

少ない荷物にあこがれて 五木寛之『晴れた日には鏡をわすれて』

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あけましておめでとうございます。23日からカナダの友人宅へ行き、5日に戻ってきました。帰国したらやりたいことがたくさんあり、すぐに元のペースへ!と意気込んでいましたが、滞在中家族の高熱、風邪やホームシック(カントリーシック?)などで全く始動できず。ようやく今日から日常に戻していく、のんびりペースの年始になりました。

 

今回の旅は友人宅に滞在するため、滞在が13日間と長期ながらもタオルやキッチン用品は不要。スーツケースの荷物は少なくて済んだのですが、今回は手荷物が重くて、ちょっとまいりました。次回の課題です。

 

そんな時に思い出したのがこの本。サスペンスのような要素もあり、決してそこが協調されているのではないのですが、以前読んだときに惹かれたのは主人公の荷物の少なさ。主人公はある理由で全くの別人へと生まれ変わるのですが、生まれ変わった後に必要だったのはボストンバッグ一つ。機内持ち込みだけで、身軽に旅行をするのです。

 

そのときはミニマリストなど全く知らずにいましたし、どちらかというといつも荷物が多いほうだったはず。でもなぜか主人公の身軽さにとても心惹かれ、今ではそれに近づきたいと思うようになるなんて。面白いものです。

 

ちょっとぼんやりした頭がぴりりとするサスペンス。1月の気候にすごく合う本です。