石垣島に到着。全ては辺銀食堂のこのサイトを参考にした旅のはじまりです。
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【きしめん 鍵】
まずはお昼ごはんを食べようと、空港から南へ移動。実はここ、のれんが見えるでしょうか?お店なのです。
一度通り過ぎてしまい、地図を確認して戻ってみたら、看板もなにもない普通の家に見えます(笑)。奥にのれんが見え、おそるおそる入ってみたらほかのお客様もいらして、ほっとしたのでした。お店の名前は「鍵」、きしめん屋さんです。
入ってみてコンクリート打ちっぱなしの無機質な中に、木のテーブルがマッチして何ともい心地の良い空間。もし「かもめ食堂」が沖縄にあったとしたら、こんなインテリアになりそうだと思いました。静かでりんとしたたたずまいの、美しいお店です。
まずいただいたおつゆは、口にいれた瞬間に身体の深いところにたどりつくおいしさ。
おつゆのおいしさに、肝心の麺を食べ忘れるところでした。それに島でとれる野菜の天ぷらがまたおいしかったこと!大満足でお店を出ました。
【石垣島ミルククラウン】
石垣島ミルククラウン/TOP
さて、満足したお昼の後、少し南に行って、この牧場を探しました。
またまたわかりにくい…(笑)。たどり着くと、無人の白いバンがおいてあり、こんな看板がありました。
手を振るとぐいーんと近いのに車をとばしてやってきてくださったお店の方。草の味がしそうなほど、おいしいおいしいソフトクリームをいただきました。
ここの牧場では乳が出なくなった牛も、一緒に過ごしているとのこと。それまで牧場にいる牛の環境を考えたことがなかったけれど、ここの牛さんたちは確かにリラックスしているように見えました。
後で辺銀食堂さんでうかがったら、牧場主さんがそれはそれは牛を愛していらっしゃるのだそう。そうやって作られたソフトクリーム、やっぱりそれも魂に届く味でした。
【辺銀食堂】
さあ、その日のハイライト。辺銀食堂へ向かいました。
家族の誕生日ディナーでもあったので、19時からのコースという特別な時間。
まだ小さな子ども(4歳)がいる我が家では、初めてのコース料理にチャレンジでした。大人はコースですが、子どもはアラカルトから選べるようになっていて、その配慮がとてもうれしい。
早速お店に入ると、すぐに席に案内をしていただき、噂のラー油がテーブルに。まちきれなくて頂いてみると、もうそれだけで何か特別なものを味わったことがわかるほど、身体から心からラー油のとりこになりました。
島で取れたてのお刺身、島の植物、お肉たち。子どももパクパク食べるため、私たちの分が少なくなり…。辺銀食堂で食べた食べ物は、きっと魂にも刻まれていく。そんな食べ物たちでした。お店では始終子どものことも気にかけてくださり、飽きたころにおもちゃを出してくださったり、たまたまお店にいらしたタオ君(辺銀ご夫妻のお子さん)が遊んでくれたり。心ももてなしていただきました。
何より辺銀ご家族にお会いできたことが宝もので、ギフトでした。心と身体を大切に、食べ物を大切にいただき続けると、人はこんなに素晴らしい状態になれるのだと、生き字引のように見せていただいたことは、ずっと忘れないと思います。食べ物は「ぬちぐすい(命の薬)」、それを体験させていただいた食堂での時間でした
田芋ワカシー。小さい手が、どんどん食べつくしていきました……。
☆旅のお土産 「くがにちんすこう」
www.kugani.com/
材料にこだわっていて、普通のちんすこうとは一味違います。とても美しいパッケージの素晴らしいお土産。那覇空港にもありましたし、HPからも購入できる場所がわかります。
☆【ゆらてぃく市場】
ここは本当におもしろかった!
島の道で無人のバナナ販売がされていて、買いたいと思ったのですがなかなかタイミングが合わず。島バナナをさがしてたどり着いた市場。おもしろいものがいっぱいありました。辺銀食堂のラー油もありましたし、バナナも見つけてうれしかった。食堂でいただいた石垣島ビールも(これがまた本当においしかった)。お土産を探すのにはとっても良い場所でした。
石垣島。きっとまた行くことになると思った旅でした。