久しぶりに映画館で映画を見ました。
そんなに大きな映画館にはいかない(人も少ない映画しか行かない)ので、
一人でものすごく集中できて大切な時間です。
この映画は主演女優の出ていた作品を以前DVDで持っていたほど好きだったのと、
新聞広告で記事を読んでいたので気になっていました。
主人公が母を失ったショックから立ち直れずに自暴自棄になり、
パシフィッククレストトレイルという1600キロの過酷な徒歩の旅を踏破したという
実際の小説に基づいた作品。
元気のないときはあまりおすすめできないけれど…。
でもやっぱり、無視できない人生のきつい局面がたくさんあったりするときに
知っていてよかったと思う映画の一つだと思いました。
自然の美しさも怖さも全部味わって、
消化できない悲しみと歩くという作者の行動そのものがとても美しくて、
深く何度もかみしめる映画でした。
予告で出ていた原作者が深いうつくしさをたたえた方で、
見てとても興味がわきました。
原作を読んだり、現地の風景も見てみたい。