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hon-nomushi’s blog

読んだ本、大好きな本、そして時々生活のつれづれ

届いちゃったら徹夜ーダヴィド・ラーゲルクランツ『ミレニアム 4』

旅のエッセンス Falling love with 主人公

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 GWも今日で最終日。直前に届いた『ミレニアム 4』心待ちにしていました!

スウェーデン発のベストセラー推理小説。1から3までを一気に読んでしまったので、今回も届いたら徹夜覚悟のシリーズ。あまりに熱中しすぎて、ほかのことが何もできなくなるというおまけつき。前回は読んでいる間中ほぼ徹夜、今回は、火にかけていたお鍋のことを忘れました…。

 

『ミレニアム』との出会いは数年前。先輩から、まだ日本語訳が出ていないときに

リンドグレーンのピッピが大人になったら、という設定の面白い推理小説が出たみたいだよ」と聞いていました。せっかく教えていただいたその頃はあまり興味がなくて、手に取りませんでした。

 そして去年、スウェーデンに行く前にふと思い出して1から3を読破。今までスウェーデンというとリンドグレーン作品(いずれご紹介しますね)のイメージだった私には、衝撃的に国のイメージが塗り替えられた作品でした。もちろんフィクションなのですが、それくらいインパクトがありました。

 

 1から3の作者はこの作品の成功を見る前に亡くなったり、作家にもエピソードのあるミレニアムですが、今回は全く違う作家がミレニアムの続編を書くというこれまた面白い設定の4。作家の名前が同じだったら、たぶん作者が変わっていたことに気づかなかったと思います。それくらい、違和感など何もなく読み進められたことに、衝撃と驚愕を覚えます。

 

 ミレニアムが好きだなあと思うのは、主人公がとにかくアウトローでかしこくて、自分が思った通りに復讐するところ。社会的に制裁を受けない人を、自分で攻撃してしまうのです。それに、天才的ハッカーでもあるという側面も。現代のヒロイン像ですね。読み終えた後のさっぱり感が、大好きです。続編も出ないかなあ。