hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

家もミニマムというアイディアードミニック・ローホー『屋根ひとつ お茶一杯』+YADOKARI『アイムミニマリスト』

 

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ミニマリスト関連2冊の本を読みました。
ちょうど同時期に届いた2冊は、それぞれ偶然ながら
「住居の面積を小さくする」
という同じ視点にたったものでした。
 
今までさんざんモノを減らすことや、モノを最小限にという考えの本を読んできましたが、この2冊を読んで、住居空間が広すぎないことのメリットをたくさん学びました。
今まであまりミニマリストの生活と環境を同時に考えたことはなかったのですが、YADOKARIさんの本から、エコとミニマリストの生活の二つをつなげて考えられるようになりました。
 
例えば、家が小さければ光熱費が少なくて済む。
家が持ち家だったら固定資産税も少ない。
掃除が楽、など。
何より、広いことと快適さが今、イコールでないと考える人たちの、
実際の住まい例が素敵でした。
 
そしてローホーさんの本では、パリの小さなアパートを見つけた時に
作者自身がわくわくした体験。
大きな田舎の家に住むよりも、小さなパリのアパートで充足して過ごす友人の話など、小さな空間にまつわる素敵なエピソードがたくさんありました。
 
どちらも自分にあった暮らしを見つけて、快適に過ごしている様子がとても印象的。
自分たちの基準がはっきりしているからこその選択だな、と読みながら思っていました。