hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

得意を活かして片づける 鈴木尚子『ママと子どもの心地いい収納』

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最近子どもの片づけというテーマで友人と話す機会が重なって、ぜひ紹介したいと思ったのがこちら。あまたある片付け本の中でも、特に気に入っている理由は、鈴木尚子さんの「利き脳」を活かして片づけるというポイントです。

 

わたしはわりと細かく片づけられるし、ラベルがはってあれば分類して収納することが得意。でも家族はものの場所を覚えられず、片づけてあるのにも関わらず、どこにあるかをいつも聞かれていました。。この本を読んで、ようやく気付いたのです。

「家族は引出のラベルを読まないんだ!(=むしろ気づかない?らしい)」

ということに。

 

自分の利き脳については、本の詳細をみていただくとわかりますが、

わたしは左脳的。家族は右脳的。

左脳的な人は分類が得意。物を定位置にもどすことが苦ではない。

右脳は出しっぱなし、引出も開けっ放し!左脳のわたしはその行為にイライラ。

(いつも無用な争いをしていたわけです…)

利き脳の特徴を知ったとき、家族がわたしの分類ではどこに何があるかもわからないことに納得がいったのです。

 

著者のお子さんの例が本に載っていますが、お二人とも利き脳が違うそうです。そこで、子どもの利き脳にあった片づけ方を実践されています。そうすると、お互い無理がなく、片づけも自分でできるようになっています。

子どもが大きくなる前にこの本に出会ってよかった。そして子どもだけでなく、家族の利き脳に気づいてよかったです。

家族がどちらの利き脳だとしても、合わせた収納を考えていけると思うと、「自分一人が片づけなくては!」というストレスを減らし、安心感を与えてくれます。

自分のためにも脳の特徴を知ると、もしかしたら不得意な片づけかたをしていたかもしれない、と気づくことができるのでは。