hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

行きたいところを忘れない工夫 益田ミリ『ちょっとそこまでひとり旅 だれかと旅』

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またまたミリさんの旅の本を借りました。国内、国外の旅の様子がたくさん書かれています。海外での一人旅の様子が本当に素敵で、思わずメモ!おかげでフィンランドで行きたいところがたくさん見つかりました。

 

以前は行きたいと思ったところをそのままにしておいて、忘れてしまうことが多々。挙句の果てにどの本にあったかも忘れてしまったりしていたので、旅のノート作って、整理することにしました。

行ってよかったところ、持ち物は何があって便利だったか、これから行きたいところの地名のメモなど。まとめたら忘れないと思ったら、なんだか安心。携帯にメモしても、なぜか記憶には残らない。こういう体験を伴う情報に関して、わたしはアナログでないと記憶に残らないようです。ノートを見返すことで「あ、私こんなことしたかったんんだ!ここに行きたいんだ!」と思い出すことができて、旅の実現も早いような気がします。

 

ミリさんの本で印象的だったこと。フィンランドを歩いていたとき、「わたしはいま幸せだ!」しっかり実感を持って感じたそうです。そして「瞬間の幸せを認められる力が備わった」とも。その一言に、旅の間の高揚感を思い出しました。旅と日常どちらもあるからこそ、幸せを意識する時間がうまれるのかもしれない。本でこうして旅を想像する瞬間もまた、かけがえのないわたしの幸せの一つ。