暑い夏がすでにはじまっていて、ばて気味なのに運動の本を読んでしまいました…。この本を読んだら運動をするしかないと思い、シューズを買ってしまいました。
確か新聞の書評を見て読んでみたい!と思った一冊。思ったより専門用語が多いのと、翻訳そのものの文章だったのでなかなか手ごわかったですが、読んで良かった一冊です(専門用語は後ろに説明がまとめられていることに、あとから気付きました)。
冒頭はアメリカの学校で朝いちばんの運動を取り入れたら、生徒の学習能力や落ち着きが増した例が挙げられています。それを脳と体の関係をリンクさせた研究結果や、改善したらどうなるかを科学的に分析しています。
ADHDやPMSの改善に運動が有効である例もたくさん挙げられていました。専門的な解説を交えながらも、自分の不快な今の症状にどれだけ運動が役に立ち、改善していくかがよくわかります。不快な症状を変えるために役立つ運動のしくみを、専門の方にも普通の方にもわかりやすく書いてありました。おかげでちょっとボリュームのある本ですが、読み切ることができました。
脳科学について素人の私にもわかるように運動の効能を伝えてくれたおかげか、もはや運動するしかない(笑)!という気持ちに。続くかどうかは経過観察です…。
本とは関係ありませんが、運動の面白いシューズを手に入れたので、よかったらご紹介します。