hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

食べてくれるお味噌汁with重ね煮 梅崎和子『旬を丸ごと生かす食卓』

先日、保育園の仲間たちで集まる機会がありました。たわいもない会話をしながら楽しく作業をしていると、子どもから「お家のお味噌汁はおいしくないから食べない。」と言われ,悩んでいるお母さんがいらっしゃいました。

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我が家の子どもの通う保育園はほぼ野菜のみでおいしい給食とおやつを出してくださっています。その方のお子さんも、保育園ではもりもりお替りをしているそう。そこで我が家にあった梅崎和子さんの本を差し上げたところ、「うちでもたくさんお味噌汁を飲んでくれました!」とうれしいご報告が。思わずガッツポーズをしてしまいました。

 

梅崎和子さんの本は、食べ物の陰陽を学び始めたときに出会いました。

 

食べ物の陰陽調和というと難しいように思えるのですが、要は身体を温める食材、冷やす食材を、重ね煮という方法でお鍋の中で調和させるだけ。本当にわかりやすくてしかも簡単なので、我が家には欠かせない料理法です。皮もほぼむかないし、だしも不要。なのに野菜のおいしさはピカイチ。初めて作ったとき、自分は料理の天才かと思ったくらいおいしかったのです。

 

それまで私は体にいいと聞いて毎朝ヨーグルトを食べていたくらいの知識しかなく、季節の野菜のことも身体を整えることも知りませんでした。梅崎さんの著書で日々の食で身体を整えていく知識を得られたことは、これから先の財産でもあります。

 

食や料理は難しい、と思っている方におすすめしたい一冊。本の内容を実践すると、今より確実に楽に、おいしく身体を整えることができていくと思います。

こうして本と人をつなぐお手伝いができると、心からうれしい。