整理収納の本が大好きなEmiさんの新刊、書くこと研究(?)が大好きなので迷わずタイトルを見て手に取りました。
Emiさんは仕事を始めてから、ノートにすべてを書くことにされたそうです。仕事のことだけではなく、日々のことや雑誌で良いと思ったコーディネートもすべて1冊に。お子さんが産まれてからは、お子さんの体調などもすべてメモされているそうです。
Emiさんのマイノート、大事なポイントは、
ーとにかく何でも、このノートに書いておく
ー何で良いと思ったのか?自分の感情まで書いておく
ー見直す
ということだと思いました。
「何でもここに書いてある」ということは、これさえ見ればわかる、という安心感につながりそう。そしてノートをわざわざ項目で分けないので、ひらめきも心の揺れも「これさえあれば!」遠慮なく書きとめておけます。
「何で良いと思ったのか?」を書いておくことで、自分が見直したときに、その時期の自分の気持ちと向き合うツールになるのです。
そして「見直す」こと。これが一番大切とEmiさんもおっしゃっていましたが、とにかく書きっぱなしにせず見直すことで、自分がその瞬間何を考えて、何を大切にしていたかがわかるからです。
そうして日々積み上げた瞬間を逃さずにいたからこそ、Emiさんは整理収納アドバイザーの範囲を超えてお仕事をされているのだなと思いました。
この本の最後に、マイノートに初めて取り組んだ方の実例が掲載されているのですが、それが本当に参考になりました!Emiさんのアドバイスが的を得ていて、「こんな風に日々ノートを生かすのだな」とすごく腑に落ちました。このページがとってもわかりやすかった!
Emiさんのマイノートは、何でも受け止めてくれる相棒のような存在。ノートとこんな付き合い方ができるのだなあ。