京都2日目。
ホームページで知ったお菓子屋さん、歩粉へ行くために今宮神社の方へ。神社近くはあぶり餅で有名だそうですが、開店時間より到着が早すぎたので、神社のみ探索して歩粉へ向かいました。
歩粉にはお菓子のフルコースというものがあり、迷わずそれを注文。これはコース一皿目。紅茶も国産で、お湯を継ぎ足してくれるのでゆっくりさせていただきました。
おなかがいっぱいになったところで、銀閣寺の方へ鴨川沿いを歩きながら、今日第二の目的地に向かいました。
ユキ・パリスコレクション。世界中の刺繍や手仕事のものが集められている美術館とショップです。京都に行こう、と思った時に思い出したのがこの美術館。小さな空間ながら何とも美しく整っていて、インテリアも庭もすばらしかった。
その後ターバンシンプソンにチラシが貼ってあった子どもの本専門店、メリーゴーランドへ。セレクトが素晴らしいのはもちろん、そこにある本たちはくまなく目をかけられているようで幸せそうに本棚に収まっていました。ビルも古くて素敵な建物でした。
そして帰る日、ホテルそばにあった素敵なコーヒー屋さんへ。
お客さんが全て外国の方で異国のようでした。小さいけれど庭が美しく、建物もすばらしかった。コーヒーもおいしかった!
今江さんから始まった旅で、素敵な場所にたくさん出会いました。
京都に行ったあと、再び今江さんの『優しさごっこ』が読みたくなって、
また会いたくなる主人公ー今江祥智『優しさごっこ』『冬の光ー続優しさごっこ』 - hon-nomushi’s blog
『冬の光』を読みはじめたら、ここにも喫茶店「フランソワ」の名前が。お父さんが娘の冬子が友達と遊んでいる間に、フランソワへ行き映画を観て、その後高島屋で食材を買ったという描写がありました。確かに、フランソワと高島屋は近かった。街の様子が目の前によみがえってくるようで、楽しい余韻にひたりました。街を体験したからわかるこの距離感。これこそ、旅する楽しみ。また本に導かれてどこかに旅したいなあ。
≪次回京都旅への個人的覚書≫
aotake
(日本茶・紅茶・中国茶のお店だそう。ユキパリスコレクションにフライヤーがありました)
ザ・ミレニアルズ京都
(私が宿泊したようなカプセルホテルの進化型。ベッドがひとりでに持ち上がり起こしてくれるのだそう。ビールもフリー、キッチンもあり。次回泊まってみたい)