ホッパーの絵が大好き。
ミニマムな世界を見ると心が穏やかになります。
家の中を描いていても、無駄なものが何もないホッパーの絵。
よく見ると色々なところで疑問がわくところも大好き。
この人はどうして1人でいるの?
なぜ誰も街にいないの?
ホッパーの描く人は、不思議なほど無表情。
そこもまた面白くて、何度ページをめくっても飽きません。
この本は研究書なので、ホッパーの人生の流れや
絵の背景も知ることができます。
ただ絵を見るだけでも楽しいですし、
詳しく知りたいときは解説もプラスして読むのもまた良し。
本自体が大きいので画集を手に入れることは
引っ越しを控えている生活ゆえためらいますが、
ホッパーだけはあまりにも好きなので、
買ってしまうかもしれません。
そのくらいわたしにとって魅力的な画家です。