いつもお世話になっている養鶏場、実は梅も作っていらっしゃいます。
毎年この時期に1年分の梅エキスを作る、とのことで、ご家族の集まりに
参加させていただきました。
なにしろ1年分だから、こちらでは
ジャムビン20個ほど!梅エキスを仕込むのです。
もいだ梅をひたすら割るかかり(わたしと他に2人)、
ミキサーにかけるかかり。
ふたてに分かれておけいっぱいの梅を割りました。
1人で仕込むと辛い苦行のような作業ですが、
皆でやれば楽しい!あっという間に梅が割られていきました。
写真に写っている水色のおけいっぱいに、梅を割りました。
ここで数時間たってしまい、わたしたちは退散。
このあと、奥様が梅のしぼり汁を煮詰めるのに、
また1日くらいかかります。
そうしてようやくできあがる梅エキスは、
おなかが痛い時、かぜをひいたときなどに
ペロっとなめる家庭のお守り。
あると頼りになるんです。
そんな梅エキスの作り方も載っている、去年みつけたこの本。
今年は本にのっている、
ーはちみつ梅のお酒
ー梅のメープルシロップ割
も仕込みました。
梅を割る作業はちょっとコツがいるのですが、
上で作業をお手伝いしながら、合間にしこませていただきました。
ドキドキしながら入れました。
味見するのが待ちきれません。
手前は少し前にいただいた小梅でつくったカリカリ梅。
毎年やわらかくなってしまうのだけれど、今年は半分成功!
(注:有元さんの梅の本にはカリカリ梅のレシピは載っていません)
とってもすっぱいので家族があまり好きではないかと思ったら、
食事の合間にぽりぽり、良く食べてくれています。
梅を漬けるようになって、
わたしは季節仕事の楽しさを知りました。
この時期にしか仕込めない、大切な梅。
うちの子どもが大好きな梅。
今の時期しか仕込めない、その不自由さが
自然の大切さを実感させてくれます。
次は梅シロップ、梅干しの仕込み。
今年の梅仕事もまだまだ、続きます。