hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

梅の季節2022 (再)有元葉子『梅干しを漬けてわかること』

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いつもお世話になっている養鶏場、実は梅も作っていらっしゃいます。

毎年この時期に1年分の梅エキスを作る、とのことで、ご家族の集まりに

参加させていただきました。

なにしろ1年分だから、こちらでは

ジャムビン20個ほど!梅エキスを仕込むのです。

もいだ梅をひたすら割るかかり(わたしと他に2人)、

ミキサーにかけるかかり。

ふたてに分かれておけいっぱいの梅を割りました。

 

1人で仕込むと辛い苦行のような作業ですが、

皆でやれば楽しい!あっという間に梅が割られていきました。

写真に写っている水色のおけいっぱいに、梅を割りました。

 

ここで数時間たってしまい、わたしたちは退散。

このあと、奥様が梅のしぼり汁を煮詰めるのに、

また1日くらいかかります。

そうしてようやくできあがる梅エキスは、

おなかが痛い時、かぜをひいたときなどに

ペロっとなめる家庭のお守り。

あると頼りになるんです。

 

そんな梅エキスの作り方も載っている、去年みつけたこの本。

hon-nomushi.hatenablog.com

 

今年は本にのっている、

ーはちみつ梅のお酒

ー梅のメープルシロップ

も仕込みました。

梅を割る作業はちょっとコツがいるのですが、

上で作業をお手伝いしながら、合間にしこませていただきました。

        

メープルシロップは思い切って良いものを仕入れて、

ドキドキしながら入れました。

味見するのが待ちきれません。

 

手前は少し前にいただいた小梅でつくったカリカリ梅。

毎年やわらかくなってしまうのだけれど、今年は半分成功!

(注:有元さんの梅の本にはカリカリ梅のレシピは載っていません)

とってもすっぱいので家族があまり好きではないかと思ったら、

食事の合間にぽりぽり、良く食べてくれています。

 

梅を漬けるようになって、

わたしは季節仕事の楽しさを知りました。

この時期にしか仕込めない、大切な梅。

うちの子どもが大好きな梅。

今の時期しか仕込めない、その不自由さが

自然の大切さを実感させてくれます。

 

次は梅シロップ、梅干しの仕込み。

今年の梅仕事もまだまだ、続きます。