何でこの本を知ったのか忘れてしまったのですが、
フランスの家庭で食べられている日常のお惣菜がたくさん載っている
とっても素敵な本でした。
開いたとき、「あ、なつかしい!」と思ったものや、
フランスで暮らしていた時に「これはなんだろう?」と思ったものが、
たくさん載っていて、しかもそれを日本で作ることができるのに
ワクワクしました。
まず今の時期におすすめは、ガレットデロワ。
本当は1月の頭にいただくものですが、日本だと3月くらいまで
販売されていることも。『粉もの』の本にレシピがあって、
これで自分で作れるな、とうれしくなりました。
フランス滞在中に「なんだろう?」と思っていたのは、
フランというお菓子。発音が難しいので、注文するときは
緊張したものでした。プリンに近いお菓子です。
こうしてこのシリーズを見ていると、暮らしていたころの
街の様子やら親しかった人のことを思い出して
温かな気持ちになります。
料理から色々なものを思い出せる体験を持っているのは、
人生の豊かさの1つ。
そしてその時味わったおいしさを家族ともシェアしたいから、
この本たちを元に、
今年は食卓にフランスの味を加えていこうと思います。
アンティーク食器のスタイリングもとっても素敵な本でした。