モンサンミッシェルの本を探していて、
図書館で普段行かない書架に行ったら、
素敵な旅の本をたくさん発見!
しばらくは旅の本についてばかり書いてしまうかもしれません。
第一弾は、益田ミリさんの気負わない、フィンランドの旅の本です。
何年かにわたり旅をされたフィンランドの旅。
カフェにいったり、エストニアに旅したり、
合間にスーパーでおいしいものに出会ったり。
益田さんの文章は、なんというかひっかかりがなく、
がんばらせようとする感じがなくて、
それでいて心に残るのです。
だから、本当に夜寝る前に読むのに最適で、
彼女の本と一緒だと
一日を小さな笑顔と期待で締めくくることができるんです。
「明日何かいいこと、見つけよう!」
というような。
細かいけれど、わたしが強調したいことは
’明日いいことあるといいな!’という
他力本願をしたくなるのではなくて
”自分の中で”いいことを見つけよ、
という気持ちになることができる、ということ。
もう2回も読んでしまいました。
どこかに一人旅したくなりました。
余談ですが、
エストニアに行くのにフェリーに乗ったと描かれていて、
日本のフェリーを想像していたわたしは、
本の中の写真を見てもうびっくり。
なんとスタイリッシュで美しい船なんでしょうか!
日本とは生活のなかの美しさの意識が、
まるで違うことに驚愕します。
美しいことの価値がもっと日本で広まればいいのになあ。
でもそれを知ることも旅をして体験をするからこそ、ですね。