hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

林明子さん 林明子『こんとあき』

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林明子さんが亡くなられたと、ニュースを観て知りました。

わたしにとって初めて、自分で一語一語読んだ本が『はじめてのおつかい』。

あの本を一人で読めた時のうれしさ、

何度も親に聞いてと読むのを聞いてもらったことを今でもはっきり覚えています。

すみずみまで手を抜くことなく描かれた『はじめてのおつかい』は、

絵を見る楽しさも教えてくれました。

そしてこの作品が、わたしと本との幸福な出会いのはじまりでした。

 

その後大人になってから、『こんとあき』に出会いました。

この本で砂丘のことを知り、ずっと行きたいと思っていて、

今の家族が車で連れて行ってくれたことは忘れられない思い出です。

砂丘の向こうが海だなんて、行くまで知りませんでした。

赤ちゃんの頃から一緒にすごしているこんとあき。

ほつれてきたこんのためにおばあさんの家まで旅をして、

それまでこんに守られていた側のあきが、こんを窮地から救い、

少し成長する様子がなんともすばらしくてため息が出ます。

 

旅の様子もまたすばらしくて、

どきどきしながらも新しい世界へ二人で踏み出していくところが

読む人にも旅のわくわくと少し怖い気持ちを思い出させてくれます。

どうしても日本においていくことができなかった絵本。

『こんとあき』を読み返して、やっぱりおいてこなくてよかったと

今心から思っているところです。

 

 

世界のどこでも人は同じようなことで悩む ゴシニ&センぺ「プチ二コラシリーズ」

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センぺというフランスのイラストレーターが好きです。

日本では「プチ二コラ」という男の子を主人公にした作品が有名です。

最近ふとした拍子にプチ二コラを読みたくなって、

図書館で探したら'Nicolas in Trouble'(『困っている二コラ』)という本が見つかって、

読んでみたらなんだかおかしくてたくさん笑いました。

人が悩むことはどこにいてもなんだか同じだな、と思ったからです。

 

二コラの周りには困ってしまう子どもがたくさん。

親がお金のことでケンカをしたり、

小さな弟が産まれてうれしくない子がいたり、

親からお金をもらってうれしかったのにお店の人が物を売ってくれなかったり。

世界のどこにいても、どんな時代であっても、

人は同じようなことで悩んだり困ったりするんだな、と思います。

そういう人たち(実在の人ではないけれど)と本を通して出会うことで、

色々な人の内面を知っていくことが、

きっと大きな意味で平和にもつながると思うのです。

 

わたしが持っているセンぺの本の中に、

「夕食に何を作るか困ったときは、いつもスープを作るの。」と

お肉屋さんの前で会話する主婦が描かれているのですが、

それを見ると時代も暮らす場所も全く異なる人でも、

自分も同じだなとふふっと笑ってしまいます。

 

プチ二コラのシリーズは図書館などにもあると思うので、

ぜひ目に入ったら読んでみてください。

ちょっとほっとすること、請け合いです。

 

こねないパンが主役のレシピ本 イェンス・イェンセン『イェンセン家のホームディナー』

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ながいこと電子書籍で持っているのに、この本をご紹介していなかったことに

驚きました。大好きな料理の本です。

 

デンマーク人のイェンスさんが、家族のために作っているおいしい料理を

1冊にまとめた本。

デンマークの家庭料理もあるし日本の料理のアレンジもある。

スープからお菓子まで様々なジャンルの料理が1冊の中にあります。

 

一番の個人的なおすすめは、シンプルなこねないパンのレシピ。

パンを簡単に焼きたくて、シンプルなパンが好きだったら、

この本のレシピは最高です。

少ないイーストでゆっくり寝かせ、ミルクも卵も使わないシンプルなパンは、

主食としてのパンの役割をしっかり果たしてくれる味。

パンを焼くことが日常になった今、

本の中のレシピを引っ張り出して作ってみたら家族に好評で、

このパンのレシピをまた見直したばかりです。

 

困るのは、大きなパンを焼いてもすぐに家族に食べられてしまって

週末用に焼いたのに足りなくなること。

かといって2倍量はなあ…と悩んでいるところです。

型から自由になるお菓子作り 有元葉子 山本真理『バットでできるお菓子とパン』

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たくさんのものを持ちたくはないけれど、

自分の家で作りたいものがたくさんある。

そんなミニマリストのおうちにお勧めなのがラバーゼのバット。

パンもケーキもゼリーも、このバットがあれば何でも作れます。

yonigestyle.hatenablog.jp

 

このレシピ本を読むようになってから、お菓子作りの際に

バットを使うことが本当に多くなりました。

網のバットにベーキングシートを敷けばケーキの型にもなることを知ってから、

我が家のケーキはたいがいこのバットで焼いています。

シャーベットのようなものもバットのまま冷やして作ることができるし、

とにかく無限大に色々なものが作れます。

以前、ケーキは型がないと焼けないと思っていました。

けれど形が丸くなくても良いのであれば、

バットで焼くこともできるのですよね。

本を読んで、型にしばられないお菓子作りに目覚めました。

 

表紙になっているチーズスフレケーキは、

うちの子が何度も作っている自慢のケーキ。

本当においしくて大好きなレシピなので、

バットとともに心からおすすめします。

日本語で読んだ本を英語で読んでみる ジョン・グリシャム「セオの事件簿シリーズ」

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毎日、英語と向き合って試験勉強の毎日。

勉強はとにかく多読・多聴がベース。

わたしは日本語の本を封印して、

ほぼ英語の本に切り替えて勉強に臨んでいます。

 

子どもは、というと英語だけの本を読むことはまだまだ難しく

(中1だから文法などはほぼ初心者)、家では日本から持ってきた

漫画を読んでほっとしています。

ただ、いつまでも日本語の本だけでは勉強が進まないので

日本語で読んだ漫画を英語版で読むよう勧めてみています。

 

最近英語で読んでみたいといわれたのが、

セオの事件簿シリーズでした。

日本語版を全巻こちらに持ってきていて、

重くてもあきらめないと子どもががんばって持ってきたシリーズ。

作家がグリシャムだけあって、主人公がとってもかっこいいんです。

ティーンエイジャーだけれど、両親とも弁護士のセオは

いつか親のように弁護士になりたいと夢見ています。

実際に困っている同級生を助けたり、

大人顔負けの事件を解決したりしています。

 

わたしが読んでも本当に面白くて飽きないので、

少し犯罪系の小説が読みたいと思っていながら

時間がかかる長すぎる小説にはちょっとちゅうちょする方に

ぜひおすすめしたい作品です。

本当に子ども向け?と思うような展開とストーリーに

引き込まれること請け合いです。

 

 

コーヒーとアファメーション Coffee Self-Talk

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素敵な本を図書館で見つけました。

朝コーヒーや飲み物を飲む時間の5分を使って、

自分にポジティブな言葉をかけるというシンプルな方法で、

思う人生をたぐりよせるという方法。

要はアファメーションなんですが、

その方法がすごくいいなと思ったのでご紹介します。

 

良い習慣を根付かせるにはある程度時間が必要で、

今ある習慣にプラスするのが一番続く方法だと脳科学的にわかっています。

朝何かを飲むということはすでに習慣になっている方も多いのでは?

そこに著者は、

「+飲み物をちゃんと味わう

+自分に温かな言葉をかける

or

すでに望む自分になっているように、現在形で望みを言う

を掛け合わせて5分時間をかけよう。」

と提案してくれています。

5分なら捻出できる方も多いのでは?

今自分の習慣になっているところにシンプルなやることを付け加えるだけだから、

楽に習慣化できそうな方法だと思いました。

 

実際、やってみると気持ちがすっきりして、

効果抜群だったんです。

朝静かに座って飲み物を味わいながら、

自分にやさしい言葉や望む自分の姿になったつもりで声をかけるだけ。

とってもお勧めなので、ぜひ一緒にやりませんか?

 

500ページ越えの読書 シドニイ・シェルダン『ゲームの達人』

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表紙がわかりにくいですが、

英語の勉強でお勧めされた580ページの英語本を完読しました!

達成感…。いつか英語で本が読めるようになりたい、というのは

子どものころからのわたしの夢でした。

今までも英語の本を読めたことはあったけれど、

ここまで長い小説は初めてかもしれない。

うれしいです。

 

でも、読み続けられたのは

シェルダンの小説が素晴らしかったから。

本自体が面白くなかったら苦痛でしかないけれど、

この小説はまるで映画のようにハラハラドキドキするので、

朝起きてすぐに読みたいくらい、

続きが気になってしょうがありませんでした。

 

主人公のKateは富豪。父が南アメリカのダイヤモンドから築いた一大帝国を引き継ぎ、

会社を大きくパワーのあるものに変えていきます。

欲しいものはなんでも手に入れ、人の気持ちも変えられると信じています。

第一部はKateの父がどうやってダイヤモンドを手に入れたのか、から始まり、

それぞれの世代の人間模様を詳細に描きながら物語は進んでいきます。

とくに最後の双子の孫娘に関するところは、

もうハラハラドキドキが止まりませんでした。

 

久しぶりにわくわくした映画のようなストーリー展開。

長く読まれている、そして世界的ベストセラーの作品には、

やっぱり人を引き込む魔力があるものだと感心。

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図書館の電子書籍で読んでいたので、

最後に読み終わるまでの時間が表示されました。

12時間15分かかったのだそうです。

長いのか、短いのかはわかりませんが、

夢中になった時間が12時間もあったと考えると、

なんだかうれしい時間です。

 

ちょっと古い本ではありますが、もし時間を持て余していて

夢中になるものが読みたいときにぜひ。

眠れなくなること、請け合いです。