このタイトルを見て、まさにわたしは
「そうだ、生きる場所をもう一度自分で選びたいんだ!」と
強く思っていることを実感しました。
わたしは小学生の頃から読書のおかげで外の世界にあこがれ、
高校生からは早く家を出るために地方の大学を狙い失敗)、
その後ようやく結婚を機に地元を離れ、
それから一度も地元に戻りたいと思ったことがありません。
できれば転勤族になりたいくらい、引っ越しが大好き。
幸い家族がいろんなところで仕事をする経験があり、
関東内をうろうろと。
一度は単身フランスに住む機会もありました。
九州も、縁あって住むことができました。
だけど、実は一番住みたいと思っているカナダに
住んだことが一度もないんです。
住みたいと思う場所に、外国人の友達の多くが
結構自由に行き来しているように見えるのに、
なぜわたしにはできないんだろう?
とずっと思っていました。
そんな時、国内ですが移住をされた方のこの本を読んで、
ほんとうに人は好きな場所、住みたい場所に住めるのだなと
心から思った次第です。
なりゆきやいきおい、やってみたからわかることなど、
移住された方だからこそわかることがたくさん。
そして、皆さん定住する方ばかりではありません。
人生は、続くもの、変化するものだから。
今いる自分の場所が好きじゃないのだったら、
人は自分で人生を選ぶ権利があるのだから、
やってみるといいよ、と
背中を押してくれるような、そんな一冊です。
来週、再来週は旅のため更新はお休みします。