40代の読書
このタイトルを見て、まさにわたしは 「そうだ、生きる場所をもう一度自分で選びたいんだ!」と 強く思っていることを実感しました。 わたしは小学生の頃から読書のおかげで外の世界にあこがれ、 高校生からは早く家を出るために地方の大学を狙い失敗)、 そ…
以前、ごみを減らす暮らしの本を読んだときに、気になっていた渡貫さん。 南極で料理人として働かれていたとき、コーヒーすら排水溝に流せないと 伺って、南極の生活に興味を持っていました。 ようやく読めた1冊。 難局に行くまでの試験や、なぜ行こうと思っ…
40代の途中になって、 なんだか肌が色々荒れてきました。 元々肌は強くないので、気を付けているつもりなのだけれど、 数年間続いたマスクのあと気が付いたらぼつぼつができていました。 もうどうしようもないかな? と思った時、たまたま小林照子さんのから…
先日完全な引越しを終えて、 向こうの家に置いておいた本が全て手元に戻ってきました。 その時にすぐ手に取ったのがこの『身軽に暮らす』。 なぜ、今までブログで紹介していなかったのかしら? それくらい、大切に大切に読んでいる本の1つです。 なぜ何度も…
群さんの小説が大好きなのに、読んだことがなかったれんげ荘の物語。 先週のひととき、シリーズ全冊を楽しみました。 主人公は40代。 それまで嫌なことをして働いて、 気の合わない母親との生活をしていた彼女は、 仕事を辞めて働かないで暮らすために、 月…
駅に近づくとき、郊外の私鉄電車はスピードを落す。手前のカーブがきついので、線路すれすれまで建った家々の軒を掠めそうになる。やがて駅へすべりこみ、するとホームを隠すような看板で、もう家々は見えない。産婦人科、金融、海老料理店などの看板がつづ…
以前から知ってはいたのだけれど、しばらく手に取らずにいた 小川洋子さんの工場めぐりの本。 最初の工場はとにかくものに穴を開ける工場。 軽い気持ちで読み始めましたが、なんだかところどころに 自分と仕事との向き合い方にがつんとくる文章がありました…
先日訪れた友人宅。 独身の頃から、食べること、生きること、道具の持ち方がすごく素敵で、 大好きな彼女。 2人の子どもが産まれた今も、彼女の美しい暮らしは健在でした。 特に彼女は漆器の使い方がとても上手。 今回も氷の入れ物に漆器を使っていてはっと…
疲れていて長い本は読めず、かといって何も読まないのは 心が落ち着かない。 そんな時わたしは、よく益田ミリさんの漫画だったり、 エッセイを手に取ることが多いように思います。 この益田さんのエッセイはお父さんとの別れを描いたもの。 闘病期から本当の…
大好きな光野桃さんのエッセイ。 中学生の時、どれほど光野さんの描くイタリアの美しい女たちに 憧れたことか…。 大学生の頃まで、光野さんのエッセイは本棚の大部分を占めていました。 その後少したって、文庫にしたり手放したりして、 いつの間にか少し距…
つい借りちゃった…と家に帰って我に返るくらい分厚いアメリカの小説。 この表紙のデザインがすばらしくて手に取ってみましたが、 読むのを中断するのが難しくて、3日ほど読み込んでいました。 読むのをやめられないほど面白かったか? と言われると、内容は…
女性の方で、周りに生理のことを気軽に相談できる方はいらっしゃいますか? わたしは思春期の頃、そんな人は全然いませんでした。 友達ともなんだか恥ずかしくて話せないし、 話題にしようと思ったこともありませんでした。 保健では一応習ったけれど、1度ビ…
この上もなくシンプルで美しい表紙の中に、 これまた美しい生活の写真の数々。 石黒さんの生活には、雑音がないと思うのです。 無駄がなく美しく、全てに意味があって選ばれている。 そして、生活がちょっとずつ変化をしている。 40代、50代、60代。 家族の…
更新まで少し時間が空いてしまいました。 GWは忙しく、あっちこっちうろうろしていました。 久しぶりに都内にも行って、街中でたくさん歩きました。 「都会の方が実はけっこう歩くんだよね!」なんて会話を家族でしながら。 今日から通常運転、の予定です。 …
かわいらしい本が手元に届きました。 もともと書かれている方が大好きで良く読んでいるのですが、 「見直し中」という今回のタイトルに、とても惹かれました。 本の中は著者の小川さんが、時折ある心がざわざわする様々な出来事について 少しずつ、文字通り…
日本製の製品を丁寧に販売されているOURHOMEさん。 ここ数年、OURHOMEさんの品物が少しずつわが家で増えています。 元々整理収納の記事で知ったEmiさんが主宰されているブランドですが、 時々オンラインショップをのぞいて、合うものを探しています。 彼女の…
「40代の読書」 というカテゴリーを作った後、本当にたくさんの本を読んでいます。 そんな中ふと、以前読んだインターネットの記事を思い出したので、 ご紹介します。 hokuohkurashi.com この記事は様々な方の40代とその前について語ってくださるという…
「40代の読書」というカテゴリーを作ろうと思った時、初めに頭に浮かんだのが本田健さんのこのシリーズでした。本田健さんを知ってから、年を重ねるごとにいつも頼りにしている、わたしにとって未知の世界のよりどころとなるシリーズです。 今回松浦弥太郎さ…
40代の読書というテーマで本を探していた時、信頼する整体師さんからこの本を進めて頂きました。「40代に限らず、すべての女性に読んでほしい」と。主な内容は女性の月経や身体についてのことでしたが、かなりの衝撃をもって読み進めました。 まず着物を着て…
去年、わたしは40歳になりました。 40歳。20でも30でもない、なんだか覚悟のいる年齢のような気がして、 とても戸惑ったのを覚えています。 毎日の暮らしは変わりがないのだけれど、これから確実に待ち受けている「老い」と、 初めて向き合う年齢だからそう…