Falling love with 主人公
eiga.com 古い映画を観ました。 お休みの午後、ゆっくりと。 何度も観たことのある映画なのですが、 大好きなクリスティン・スコット・トーマスが出ているので、 事あるごとに見返しています。 クリスティンの演技や雰囲気が大好きなので、 彼女の出ている映…
読んでしまった…読み切ってしまった。 この一週間、あまりコンディションが良くなかったのですが、 色々やることがあって落ち着きませんでした。 なのに、なのに、読まなければならない本をほっておいて、 この本を合間に読んでしまいました。 以前ご紹介し…
少し前のことですが、わたしの住む街で選挙があって、 そこに考え方がとっても素敵な議員候補の方を見つけました。 無事当選され市議となったその方とはお家も近く、 先日わが家にお誘いしたところ、 快く来てくださいました。 その時にお誘いいただいた映画…
ヴァ―ランダ―という刑事を主人公にしたスウェーデンのミステリを読んで以来、 すっかりファンのスウェーデンの作家、へニング・マンケル。 普段わたしは気に入った作家がいると、その方の作品をごっそり借りてきては 読むのが習慣なのですが、 マンケルに関…
昨日まで一泊二日で長野に行っていました。 家族の軽い誘いで外泊キャンプについ付き合ってしまったのですが、 蚊の猛攻が記憶に残る滞在となりました…。 実は外で寝るのが結構苦手。 虫は蚊以外ならわりと平気ですが、 ずっとぶんぶんされると、やっぱり苦…
普段は立ち寄らない図書館で出会ってしまった美しい表紙の本。 宮下さんの本は小説も何冊も読んでいます。 だけれども、彼女の作品の中ではエッセイがとても好きで くすっとわらってしまうことがたくさんあるので、 すごく読んでいて幸せな読書なのです。 な…
読み終わった後の静かな感動を、どう表せばいいのだろうか。 長い登山を終えて、そして下りきった後にも美しい景色が待っていた。 そうお伝えしたらこの本のすばらしさをわかっていただけるだろうか。 たまたま新しい職場の図書館で出会った本だけれど、 き…
子どもがハリーポッターにはまっているので(5年生のはじまり)、 ファンタジーの棚によく行くようになりました。 そこでみつけたなんだか地味な表紙の(失礼?)本。 今、3部目を読んでいます。 面白いです。 主人公のステラは母を失くして、父親はわからず…
群さんの小説が大好きなのに、読んだことがなかったれんげ荘の物語。 先週のひととき、シリーズ全冊を楽しみました。 主人公は40代。 それまで嫌なことをして働いて、 気の合わない母親との生活をしていた彼女は、 仕事を辞めて働かないで暮らすために、 月…
勤務先にあって、「あ!」と思った本。 本のタイトルを新聞の帯で見つけた時から読んでみたかったんです、 この本。 中は漫画とコミックエッセイとの中間のような、 範囲が少しあいまいな本だと思います。 中は同じアパートに住む住人の、それぞれのインテリ…
ケストナー作品と出会ったのは小学生の頃。 夢中になって読んだ『ふたりのロッテ』、もちろん『エーミールと探偵たち』も! なのにこのふたごの本だけは、今まで読んだことがありませんでした。 良く通っていた図書館になかったのかしら? でも、このタイミ…
いつも一定の火曜日または水曜日、 そして金曜日にブログを書く予定でいるのですが、 最近週中が忙しくて、ブログが書けない時が続いています。 なかなか定期的にUPできずに、ごめんなさい。 少し落ち着いたので、来週くらいから定期的にUP できるようにした…
美しい日本語を読みました。 李琴峰さんという作家の方をご存知でしょうか? 台湾出身、つまり日本語は第二言語。 なのに、なのに、 なんて美しい日本語を書かれるのだろう。 読んだとき、心が震えました。 というのもわたしも外国語学習者だから。 こんなに…
あけましておめでとうございます。 簡単におめでとうと言えないお正月でしたが、 それでも日々は過ぎていく。 できることをできる範囲でやっていきます。 本の時間もいつもより短めでしたが、 そんな時に最適なのが短編集。 以前ご紹介したこの関連作品。 ho…
駅に近づくとき、郊外の私鉄電車はスピードを落す。手前のカーブがきついので、線路すれすれまで建った家々の軒を掠めそうになる。やがて駅へすべりこみ、するとホームを隠すような看板で、もう家々は見えない。産婦人科、金融、海老料理店などの看板がつづ…
原田マハさんの作品を読み続けたくて、 別の本を借りてきました。 読んでみたらびっくり! 最近知り合った方が関わっているハーレーダヴィッドソンという バイクにさっそうと乗る女の子の話、 訪れたことのある北海道の鶴居村が舞台になっていたりして、 一…
以前『火守』を読んでから、 ずっと楽しみにしていた『三体』シリーズ。 色々が片付いてようやくほっとした秋のはじめ。 ついに、読み始めました! 中国の文化革命から始まり、 科学者たちが謎の死を遂げる展開に。 そして宇宙との交信から、地球全体がパニ…
一見平和な題名ですが、 実は複線のたくさんある推理小説でした。 そして、かなりどきどきする。 アメリカの脚本家と、イギリス人の警察官がたまたまハプニングで 同じ時期に貸しマンションを借りてしまった。 2人とも以前のマンションの持ち主である、 元ス…
『遠い水平線』。 この表紙とタイトルの装丁にひかれて、手に取ってみた本。 まるで写真集のような、美しい装丁に心が躍ります。 中身はアントニオ・タブッキというイタリアの作家の作品で、 とりとめのないような物語が展開していきますが、 でもそのあいま…
お正月、何もない自宅に持ち込んだ本に心が動かなくなってしまって、 とうとう読むのをやめてしまいました。物語の筋はある程度面白かったのに、 なぜか読み進められなくなってしまったのです。 これはわたしにはめったにないことで、自分でもびっくりしてい…
れいん→Rain?→玲音。 くどうれいんさんのお名前を初めて知りましたが、 昭和生まれの頭のなかでは上のような変換をしていました。 お名前からもわかる通り、若い作家の方のエッセイです。 なぜ予約したのか、きっかけを忘れてしまったのですが、 すてきなエ…
なんて素敵なエッセイなんだろう。 文庫になったら絶対手に入れよう。 読み終えた時心からそう思いました。 編み物作家の三國さんの、初のエッセイだそうです。 ご主人と出会った頃の話、 学生を終えて東北の秋田で過ごしていたころの話、 そして今の編み物…
かわいらしい表紙の本。 読み終えると、様々な物語のモチーフが 表紙に描かれていることがわかります。 主人公は自閉を持つ少女、アディ。 刺激が強い場所や、新しい場所は苦手ですが 興味を持ったことにはとことん、追及できる賢い女の子です。 けれども学…
わたしの本棚は決して大きいものではなく、 本を読む分量のわりに、蔵書はかなり少なめです。 それは、図書館を自分の本棚と思っているから。 でもその中で、本棚で不動の位置を占めているものが何冊かあります。 そのうちの1冊が、今日ご紹介する 『きかん…
とっても素敵な表紙の本、中身もすばらしかった! 自然科学の学位を持つ作者ジュゼッペ・フェスタが、 動物と山を愛する盲目の少年と出会ったことから生まれたこの物語。 主人公は目が見えませんが、おばさんとの山登りをこよなく愛し、 鳥にも詳しい少年。 …
図書館の新刊コーナーにて出会った美しい装画。 この表紙の美しさの通り、冬の静かな夜に読むのにぴったりの作品でした。 ある日学校に現れた転校生。 ミステリアスな雰囲気を持つ彼女は、誰とも関わることなく 静かに学校にいます。 人気者の主人公は、クラ…
これまたPinterestに出てきた本を見て、手に取ってみたのですが、 読んだ後になんだかほっとしてため息をついてしまいました。 結末が、とてもいいんです。 とても安心して、読み終えられる作品でした。 作家はスウェーデンの人気作家で、これまでの作品も …
少し前に作者の加茂谷真紀さんの新しい本が図書館にあり、 すっかりファンになってしまいました。 ファンになるととことん、突き詰めて読むわたしは、 今出版されている3冊の本を、すべて予約しました。 この本は家事に対して、色々な面があることを教えてく…
旅に出ていて、更新が遅くなりました。 子どもが夏休みに入ると家で過ごす時間が長いので、 気合を入れて長編に挑戦するのがここ2年の恒例です。 とはいえ、子どもが1人で読んでくれるようになったのは去年から。 そう考えると1人読書に没頭できる時間が、本…
小学校の図書室で勤務をするようになり、子どもたちが今好きな本を知ると、 わたしが子どもの頃は手に取らなかったような本に出会うことがあります。 子どもたちから「この本、面白かったよ!」と言ってくれる時があり、 そういった本は必ず読むようにしてい…