原田マハさんの作品を読み続けたくて、
別の本を借りてきました。
読んでみたらびっくり!
最近知り合った方が関わっているハーレーダヴィッドソンという
バイクにさっそうと乗る女の子の話、
訪れたことのある北海道の鶴居村が舞台になっていたりして、
一気に親しみが増しました。
「求めよ、さらば、与えられん」
というのがわたしの人生の指標。
以前脳科学の本を読んだとき知ったことですが、
人間の脳は手段はわからずとも「こうする」と決めることが大事で、
そのことにより目標は達成できるということがわかっているのだそうです。
RASという脳の分野が関わっていることなのだそうです。
RASのおかげでこの本を見つけられたのかな?
そんなことを考えると自分の未知なる力に驚いてしまうのですが、
それは置いておき、
中身は本当にさわやかですっきりする小説ばかりでした。
皆主人公は失敗したり、人生に望みを失ったりしているのだけど、
旅によって生きる活力や、失敗したことと向き合う力を
得ていく短編集です。
この表紙の絵が短編集のイメージそのもの。
ちょっと疲れちゃったなというときや、
さわやかな気分になりたいときに、
ぜひ読んでみてください。