女性の方で、周りに生理のことを気軽に相談できる方はいらっしゃいますか?
わたしは思春期の頃、そんな人は全然いませんでした。
友達ともなんだか恥ずかしくて話せないし、
話題にしようと思ったこともありませんでした。
保健では一応習ったけれど、1度ビデオを見たっきりだったので、
わたしは生理になったら一生生理が続く(毎日)と思っていたくらいです。
でも今の時代は少しずつ変わっていっていると思います。
性教育や生理について学校にまかせっきりにせず、自分たちの口で
伝えようとする方がたくさんいらして、読みやすい本もたくさんあります。
先日北九州に旅をした時、アウトドアのお店houhouトラベルさんで出会った
松原ともこさんもそのおひとり。この本の著者です。
たまたまイベントでお店にいらした松原さんとお話して、
本を見せていただき、すぐに購入しました。
この本は経血コントロールと呼ばれる、トイレで経血を出す方法について
教えてくれる本です。
コントロール、というと難しく聞こえるかもしれないけれど、
とっても簡単で、お金もかからないし、だれでもできる方法です。
ただ、トイレでふんっと経血を出そうとするだけ。
なーんだって思われるでしょう。
でも、やってみると生活が変わります。
以前三砂ちづるさんの『昔の女はできていた』にも、
着物を着ていた女性はトイレで出していたからナプキンは不要だったと
書いてありましたが、具体的にどうやって出すのかまでは
書かれていなかったように思います。
けれどこの本はその具体的なところを、ちゃんとわかりやすく
誰にでもできるように書かれているところがすごいんです。
簡単で、ナプキンも減らせるならやってみよう、と思いませんか?
わたしも早速実践してみました!
「うーん、これはいいかもしれない!」というのが実際試してみた
感想です。続けてみるつもり。
この本はぜひ女の子のいるお母さんに知ってほしいなあ。
そしてお母さん自身にも、ぜひ手渡したい本です。
生理が辛いものではなくなるように、不自由さが少しでもなくなるように。
お近くの方にはお貸ししますので、遠慮なくおっしゃってください。