hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

旅キロク② モントリオールのキッチンまわり

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モントリオールケベックは今、紅葉がきれい。

現在アパートメントホテル(キッチン付きホテル)に泊まっていますが、やっぱり1週間以上滞在だとキッチン付きが便利だなあと思います。周りは決して不便な場所ではないし、レストランもたくさんあるのですが、1人で外食に気がのらないことも。時差ボケで食事時間もマチマチになりがちなので、キッチンがあるとありがたいものです。キッチン付きでも、ホテルによってはお鍋がなかったりナイフがなかったりするところもあるのですが、ここはなんでもそろっていて、すごくありがたいです。

 

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ちょっと乱雑ですが今のキッチン。日本の平均的なキッチンよりも大きいかもしれません。笑い話ですが、初日はぼーっとしてたので(と、思いたい!)キッチンの上にある電気、寝るときになったら消し方がわからなくなってしまいました。この部屋は玄関の方にまとめてスイッチがあり、どのスイッチを押してみても消えず。夜たまたま廊下にいらしたホテルの方に聞いたら、キッチンのスイッチだけ別の場所にあったのでした。でも最初に付けたのはわたしのはずだけれど?(笑)おかげで光がこうこうとした中で寝ずにすみました。

 

慣れない国のキッチンには、色々思い出がありますが、今回の滞在でも電気コンロの電気の付け方がわからなくて右往左往。3日目くらいに、コンロ上の電子レンジに明かりのマークを見つけてようやく解決。小さなことだけれど、だんだん慣れて馴染んできました。


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今の冷蔵庫。

基本的に旅行中は野菜不足になるので、ザワークラウトは欠かさず買います。大抵のスーパーにありますし、おつけもの感覚で食べられるし、切ったりする手間もないので重宝します。スープ、ミートソースとパスタも旅先の冷蔵庫では常連。

 

ただ、旅先ではつい色々手に取ってしまうので、食べきれるようにというのだけは気を付けています。だから冷蔵庫はこんな感じ。いつもこんなにスカスカだと気持ちがいいのに(笑)。日本からもお米(5合くらい)とラーメン(3食分)を持ってきたので、そんなにこちらでたくさん買わなくても間に合っているというのもあります。

 

次回はスーパーの様子などをお知らせしますね。

 

旅キロク 「塔のある家に住みたい」

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ただいま所用でカナダ、ケベック州モントリオールに来ています。

てくてく歩いていたら、塔のある家を発見!

 

子どものころ読んだお話で、大好きだったのにタイトルを忘れてしまった本があります。その1つに外国(どこの国が舞台だったのかも忘れてしまいましたが)で暮らす主人公の一家が、おうちを探す話がありました。家を探す前に主人公のお父さんは、彼女(確か10歳くらいの設定)にどんな家がいいか尋ねる場面があります。彼女の答えが「塔のある家に住みたい」でした。今でも鮮明に覚えているのですが、彼女が半分ふざけて言ったその条件を、お父さんがちゃんと家探しのメモに加えたのです。そして本当にそんな家を不動産屋さんが探してくれて、めでたく彼らは引っ越しをするというお話でした。たぶんそこがメインに描かれたお話ではなかったのですが、そのお話だけはこうやって切り取られてわたしの記憶に残っています。

 

「塔のある家?」と、とても疑問に思ったことを覚えています。

「どんな家だろう?」って。基本的に日本にはありませんから…。

そして数十年経ち自分でたくさん旅をして、そんな家があることをちゃんと目で見て

「わかった!」のでした。

 

読書ってこうやって人の記憶に残っていくのだろう、そう思います。

そしてその部分は、同じ本を読んでいても人によって全然違う。

それが本のおもしろさだし、わからないまま熟す期間があることも、また読書の喜び。

塔のある家を見たら子どものころの読書を思い出しました。

帰ったら司書さんを困らせて探してみようかな(笑)。

 

好きに囲まれる暮らし はらむらようこ『「好き」から始める暮らしの片付け』

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片付けだけかと思っていたら、色々なヒントがつまった素敵な本でした。

先日たまたま見つけたこの本、何度も読み返すほど素敵なことがつまっていて、見返しては幸せになっていました。基本的にテーマはお片付けなのですが、考えの整理や生き方、自分が何が好きかを大切にする方法がつまっていて、とてもわくわくしました。

 

参考になったのは、はらむらさんが無理せず自分の快適に素直なところ。

ティッシュをケースではなく好きな容器に入れたり、料理は無理せず豆腐も1カウントとしたり、家事時間を減らすために工夫したり。

中でも私が好きなのは、洋服の項目でした。毎日着てうれしくなるものを選ぶという視点は、このところ私が洋服を選ぶのに失っていた視点。

 

素直に好きなものが集まっているおうち、そんなおうちがやっぱり理想だな、と

本を読んで再認識しました。なんだかとっても幸せな読書でした。

 

 

最近やめたこと ③ピアス

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このところ、ピアスをするとすごくかゆくなってしまうことが多く、手持ちのアクセサリーが使えなくなってしまいました。そうしているうちに片方の穴がふさがってしまったみたい。時々試みるのですが、長くはつけられずにいました。

 

そこで思い切って手持ちのピアスをイヤリングに変えることにしました。アクセサリーの作家さんにお願いして、金具を変えていただきました。自分でやってみようかと思っても、なかなか腰が重く道具もないので、思い切って頼んでみて本当によかったです。

そのうちの1つはバラバラだった部品をリメイクでつなげていただいて、今あるものを生かして使えるようにしていただきました。

 

イヤリングにしてみての感想ですが、

ーピアスに比べて落としやすい

ー長くつけていると痛くなることもある

ーピアスからイヤリングへと金具変更代がかかることがある

というマイナスポイントはやはりありました。

 

でも体への負担は、ピアスをずっとするよりも少ないようです。耳は大切な場所ですし、痛いと思った時にはすぐにはずすことで、身体を大切にすることにもつながるのではと思いました。あとは痛くないイヤリングを探して見つけられたら、さらに楽になるかもしれません。これからの楽しみです。

 

 

 

 

 

最近やめたこと② 宅配カタログ

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あって当たり前のようにずっと続けてきた宅配のカタログですが、ある時「これは不要なのでは?」と思ったことがありました。

 

我が家は主に近くの八百屋さんと宅配で食材を購入していますが、たいてい買うものは決まっているので、イレギュラーなものはあまり買いません。普段は買わない家で作るお菓子の材料などは、iHerbで注文する程度。

 

でもカタログが届くとどれもおいしそうに見えて、つい買い物が増えてしまうのです。何度か予算オーバーを経験したのち「カタログを見るからほしくなる」という自分のくせに気付きました。宅配のカタログは、食べ物の他にもおもしろそうな品物の一覧がついてきたりして、いちいち魅力的。そして悩むから、時間がかかる…結局情報が多すぎて、処理しきれなくなることがわかりました。

 

思い切って中止の連絡をしてみたら、これがラクチン!

もともとスマホで注文したり、お休みしたりの申請をしていたので、紙を見るときはイレギュラーな食材を買うときだけ。でも「ついついでに!」と余計なものも買ってしまうことが多かったのです。スマホでも特集ページはありますが、自分の意志で見るかどうかが決められるので、圧倒的に注文スピードが上がりました。決まったものを買うから、献立も楽に。

 

やめるとき、実はけっこう葛藤がありました。大事な情報を見逃してしまうのではないか、それは損なのではないかと。でも考えて見たらそこでしか買えない商品(特に物販)はきっとたくさんではないし、チラシを見たから必要になるというわけでもない、と思いつきました。

 

結局「損するかもしれない」という思いから、時間もお金も自分の思うところではないところで無駄に使っていたよう。今はやめてよかったと心から思っています。

 

 

最近やめたこと ①リビングカーテン

カーテン、外されてしまいました。

我が家は高い位置にカーテンレールボックスがあり、そこにIKEAのクリップでカーテンを止めている仕組み。

なぜ子どもはカーテンにくるまったり、引っ張ったりするのが好きなのだろうか…。何度とはなくクリップからはずれ、垂れ下がるカーテンにイライラ。高い位置にあるので、直すためには椅子にのって手をのばさないと届きません。

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ある日のこと、クリップから外れるのが面白かったらしく、全てが取り外されてしまいました。「無残な…」と思っていたのですが、外してみたら「あれ?すっきり!」。思い切ってもう1つの窓のカーテンも外したら、いい雰囲気になっていました。

 

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薄いカーテンの他に、実は寒さ対策のブラインドがしっかり窓枠にあるので、ちょっとした目隠しぐらいの気持ちで付けていたカーテンでした。

でも道路からは奥まっているリビングですし、開けっ放しでもそんなに気にならない外の目線。我が家の場合なくしても大丈夫、のポイントはこの2つがあるからこそ。

 

結局いたずらがきっかけでしたが、「あって当たり前」のものが取り外せたために気分はすっきり。カーテンを洗う手間もなくなったし、取り外されてイライラすることもなくなりました。扇風機を使う時期は布がからまることもなくなり、我が家には最適な状況だったようです。

今日の片付け クローゼットにしまえる布団サイズ(9/13追記)

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無事にお布団がクローゼットに入りました!バンザイ。

我が家の収納に布団が入らない問題、解決しました。

 

中古の一軒家を購入した我が家。いわゆる押し入れだった場所は古くにおいも気になるところ。入居してからリフォームをお願いし、クローゼットのように使えるよう設計図を書いて大工さんに作っていただきました。ところが真ん中の柱のために普通のお布団がしまえないことに後ほど気付いたのです。これはショックでした。入居当時はベッドも使っていたので、布団がメインの寝具になるとは思ってもいませんでしたから…。

 

布団がメインの寝具になったときに気付いたこの問題。長らく頭を悩ませていましたが、家族が「このサイズに入る布団に変えればいいんじゃない?」と言った一言ではっと目が覚めました。確かに!

 

そして今、

ダブルの敷布団+マットレス シングル敷布団+マットレス

を使用していますが、物干しが狭いこともあり一気に布団が干せないのです。この問題もコンパクトにすることで解決できます。

 

入れる場所の幅をはかると90cm。幅〇cm、敷布団で探すといくつか候補が出てきました。求める条件は、

ー幅80cm以下

ー1枚でしっかり眠れる厚さ

ーできれば軽いもの

ーサイズの合った布団カバーが付いていること(敷布団は結構汚れてしまうので)

の4つ。

ようやくどの条件も満たしたものが見つかり、昨日手に入れることができました。

https://item.rakuten.co.jp/eefuton/mk-70200dx/

 

さっそくクローゼットにしまってみると写真のように納まり気持ちもすっきり。1枚で十分な厚さがあるものですが、2階に運ぶときにも幅が狭いため軽くて扱いやすく、とっても気に入りました。

 

寝具は敷布団2枚や、敷布団+マットレスのような使い方が当たり前のようになっていますが、実はかさばるし処分も大変。「寝具だから」の枠をはずしてここもミニマムにトライしてみたら、布団干しという家事が楽に。

 

あとはかけ布団の類もシンプルにミニマムにできたらいいなあ。寝心地とかけ布団のミニマム化は、使ってみた後にまたお知らせします。

 

☆この記事をUPした後、お布団収納に関するブログ記事を見つけました。

 まさに押し入れとクローゼットの違いについてです。ぜひご参考に。

katazukeshuno.com