このブログを通じて、新しい作品と出合いました。
ご紹介いただいて、貸していただいたのがこの作品。
面白いことに、同時期に全然別の方々から同じ作品を勧めていただけることがあって、
そんな不思議なご縁もある作品です。
ちょうど中心的な役割をはたしている寒天が大量に家にあり、
うれしくなってさくさくと読み進めました。時代小説ながら、
題材が寒天ということもあり、なんだか食事にばかり注目してしまいました。
作者も実際にレシピを作りながら物語を作るそうで、
とてもリアルです。
食事の中で海藻はなかなかとりにくいものですが、
最近うちでは寒天をお味噌汁に入れて、とろみをつけて食べています。
ごはんと合わせて炊くのもおすすめ!
もちろんジュースをかためてゼリーにも!
分量さえ工夫すると、寒天の硬さがなくプルプルのゼリーの触感になります。
ゼラチンは動物性のものが多いと聞いて、家には置かなくなりましたが、
寒天を代わりに使えば、問題なし。本にもありましたが、お通じにも◎!
しかも常温で固まります。
寒天の良さについて力説してしまいましたが、
そのあたりの細かいことも小説に盛り込みながら、魅力的な主人公たちが
人間臭く困難と向き合う姿はTVドラマのようでした。
一気に読み進んで、すっきり。