hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

家事の助っ人ー雑誌「かぞくのじかん」

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この雑誌を知ったことで、どれだけ救われたことか!

新米主婦のころ、仕事のため朝5時に起きて6時には家を出る生活。

朝起きて、洗濯、お弁当+朝食の準備。

帰宅後は洗濯物をたたみ、夕食の準備をして、また次の日の準備をして。

 

一人暮らしをしたことがなかったので、主婦になったころは、

家事がこんなにも時間をとるものだということを全く知らずにいました。

お弁当のことを考えては、夜にプレッシャーで何度も目が覚めたり。

用事が果てしなく続くように思えて、いつ休めるのだろうと遠い目になったり。

 

新しい職場だった仕事のストレスもたまり、どうにもこうにもならなかったとき、

本屋さんでたまたま見つけたのがこの雑誌でした。

どうしたら一日料理のことばかり考えなくて済む?

自分の時間の作り方は?

掃除にもやり方があるの?

家計簿のつけ方ってどうするの?

当たり前のようで知らないことがたくさん書かれていて、

わたしにとって主婦一年目の教科書でした。

 

毎月テーマが違うけれど、この雑誌を読むことでどれだけの家事が楽になっただろう。

家事に苦しむ人にぜひ手にとっていただきたい雑誌です。

 

たまたま図書館で見つけたバックナンバーを手に取った今、

再び子育てについての様々な記事で助けられています。

「…子どもがうまれて、どんなに我慢することを教えられたことだろう。どんなにあれこれの欲望を諦めたことだろう。しかし、その具体的な記憶は大半沈殿して浮かんでこない。細かくて多すぎるせいかもしれない。…」

(かぞくのじかん Vol.2 winter P72, 忘却装置を通すと 山田太一より)