hon-nomushi’s blog

読んだ本、大好きな本、そして時々生活のつれづれ

食べてくれるお味噌汁with重ね煮 梅崎和子『旬を丸ごと生かす食卓』

先日、保育園の仲間たちで集まる機会がありました。たわいもない会話をしながら楽しく作業をしていると、子どもから「お家のお味噌汁はおいしくないから食べない。」と言われ,悩んでいるお母さんがいらっしゃいました。

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我が家の子どもの通う保育園はほぼ野菜のみでおいしい給食とおやつを出してくださっています。その方のお子さんも、保育園ではもりもりお替りをしているそう。そこで我が家にあった梅崎和子さんの本を差し上げたところ、「うちでもたくさんお味噌汁を飲んでくれました!」とうれしいご報告が。思わずガッツポーズをしてしまいました。

 

梅崎和子さんの本は、食べ物の陰陽を学び始めたときに出会いました。

 

食べ物の陰陽調和というと難しいように思えるのですが、要は身体を温める食材、冷やす食材を、重ね煮という方法でお鍋の中で調和させるだけ。本当にわかりやすくてしかも簡単なので、我が家には欠かせない料理法です。皮もほぼむかないし、だしも不要。なのに野菜のおいしさはピカイチ。初めて作ったとき、自分は料理の天才かと思ったくらいおいしかったのです。

 

それまで私は体にいいと聞いて毎朝ヨーグルトを食べていたくらいの知識しかなく、季節の野菜のことも身体を整えることも知りませんでした。梅崎さんの著書で日々の食で身体を整えていく知識を得られたことは、これから先の財産でもあります。

 

食や料理は難しい、と思っている方におすすめしたい一冊。本の内容を実践すると、今より確実に楽に、おいしく身体を整えることができていくと思います。

こうして本と人をつなぐお手伝いができると、心からうれしい。

 

今日の片付け ソファーとのお別れ①

先日のこと。IKEAの入り口に、こんな素敵なディスプレイがなされていました。

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ディスプレイの主役は気持ちのよさそうな白いソファー。我が家で10年使い通したのと同じソファーでした。

 

10年ほど前、初めて実家を出た後に、新生活のため家具をたくさん購入した時期がありました。その時は「ミニマリスト」という言葉は存在せず、からっぽの家をいかに物でうめていくかがテーマだったと思います。大好きなものだけ家に置けるワクワクで、大物の家具も好きだと思ったら迷わずまとめて購入した時期でした。「くつろぐリビングには絶対ソファが必要!」そんな思い込みもあって、購入してから本当に長いこと使ってきました。

 

あれから何度も引っ越しを重ねて、少しずつ大物家具が減っていった我が家。10年前に購入した家具たちは、ここ4年ほどで少しずつ姿を消しました。その中でも長寿だったソファ。これは家族で「手放したい⇔手放したくない」と意見がわかれていたため、何度も話し合い。去年末に一度撤去してみようということになり、リビングから和室へと移動し、ソファーなし生活を体験してみました。

 

手放したかった私の理由は、

ーリビングに火を入れる(ペレットストーブがあるため)とき、火を見て過ごしたい。

 ソファだと位置を簡単に移動できない。

ーカバーの掃除が面倒 すきまにごみがたまる

ーせっかくの床暖房がソファの面積分生かせていない

ー引っ越すときに大変 大物家具はなるべくなくしたい

 

一方手放したくない家族の理由は、

ーごろごろしたいときにすぐ使いたい

ーソファの上でジャンプをしたり、登ったり降りたりしたい(4歳児の意見)

というものでした。

 

確かに座り心地もよく、ソファの機能は本当に優秀。子どもがジャンプしても

びくともしませんでした。万が一買いなおすとしても、ソファならこれにすると言えるくらいです。でも今の家では床暖房があり、日本産の栗のフローリングが気持ち良いのです。今の家を生かすという視点だったら、やはりソファでないほうが良いのでは、と時間をかけて家族で結論を出しました。

 

ごろごろしたい家族には、置き畳を用意する予定(今は毛布を持ってきて床にごろり)。ジャンプしたい子は、公園に連れ出して。

ソファーとのお別れその②に続きます。

 

 

やっぱりおせち 有元葉子『有元家のおせち作り』

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あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

紅白歌合戦を見て、のんびりとお正月を迎えた今年。去年は作らなかったおせちが今年はとっても楽しみで、本を参考に作りました。

 

おせちの本はたくさん出版されていますが、新年の特別な感じや王道の中にアレンジのされているこの25品の本が大好き。なんだかんだで毎年手に取っています。

全品を作るわけではありませんし、分量も自分でアレンジしてしまうものもあるのですが、中に紹介されている「おせちのお弁当」や、おせちをアレンジしたおいしいものがたまらなく魅力的で、おせちの本としてこよなく愛している愛読書です。

 

今年は身の回りのこと・ものであっても、食べ物のような消えてしまうものであっても、自分の好きだという気持ちを大切に生きていきたいと思っています。もちろん傍らには常に本がある生活です。

 

皆様にとってすばらしい一年でありますように。

 

お世話になりました&年末の一冊 小川糸『キラキラ共和国』

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2017年もあと少し。

後半はかなり気まぐれ更新だったのですが、読んでいただきうれしい日々でした。ありがとうございます。

 

今年は日本でのクリスマスと年越しになりましたが、慌ただしい中にも新しい年との区切りがしっかりある日本での年越しがとても好きです。

 

そんな日々につい手に取ってしまうおもしろさで、気持ちがゆっくりしたのが『つばき文具店』の続編、『キラキラ共和国』でした。

 

新たな家族を得ての毎日、その中での自分の仕事、ぽっぽちゃんの日常はめまぐるしいのにいとおしい。お馴染みの登場人物に会える楽しさ。

 

ゆっくりした時間が取れる時でも、合間読書でも、ぽっぽちゃんのペースが揺るがないので、読むこちらも呼吸が深くなる感覚。

ほっと一息ついて、新たな一歩の時間にもおすすめです。

 

来年はもっとタイムリーに読んでいる本をどんどん紹介していけたらいいなと思っています。みなさま良い年をお迎えください。

 

 

今日の片付け 額をおろす

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我が家の階段スペース。4つほどの絵をジャンル別にせず集中して飾り、ギャラリーのようにしています。2階のプライベートスペースに上がるたび、好きな絵を見ることができてリラックスします。額は中身に合わせて飾るときに買っていますが、だいたいはIKEAIKEAができたときに一番うれしかったのは、それまで手に入らなかった素敵な額に手が届くことでした。それに種類も豊富!絵を飾るときはかならずIKEAをチェックします。

 

こうやって気に入って使っていたものですが、何となく数が増えすぎているような気がしてきたこの頃。特に写真の場所は、額をペイントし中身のモノトーンとバランスをとっていてとても気に入っていました。下の茶色の額は実家にいる頃、まだIKEAがなくてニトリで買ったものでした。上下のバランスも良かったのですが、やり切って満足したので、茶色の額は思い切って外すことにしました。外してみたら意外とすっきり。茶色の額は中身を出して、処分してしまいました。

そのほかにもリビングの写真たてを間引き。4つから3つに減らしました。ここも、何となく多すぎる感覚があって、間引いたらすっきりしました。

 

その時はベストだと思って飾っていても、その感覚は変化するもの。

今の自分に合わせて間引いたり、プラスしたり。

今はすっきりが心地よいので、間引くほうがどうしても多くなってしまうけれど、

今の自分に心地よい空間を作ることを、こつこつとしています。

 

今日の片付け IKEA子ども椅子→IKEAにリサイクル

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ダイニングテーブルを低いものにして、不要になった子ども用IKEAの椅子。下から撮影したものなので、ちょっとおかしな写真。なぜこの角度かというと、IKEAが不要になった家具を引き取ってくれるというサービスを開始していて、それを利用するためです。

 

撮影してメールをし、査定金額に納得できたら店舗に実際に持っていくというもの。

www.ikea.com

 

このサービスの良いところは、不要になったら引き取り先(出す先)があるという安心感で買い物ができること。今まで3,4回の引っ越しを経て、生活の変化によって家具を買い換える必要が出てくることは経験済み。生活の変化に柔軟に対応できるように、不要な時の出る先を考えて買い物をするのは、とても大切だと思います。

 

さて、撮影し査定金額のメールを受け取り、提示されている期限までにIKEAに持ち込みます。今回は小物だったので、車で運搬も可能。カウンターに持ち込むと、有効期限のあるプリペイドカードに、査定した金額を入金してくださいました。

 

和室に置きっぱなしだった椅子、他の古本や洋服もすっきり片付き、ちょっとほっとしたところですが、まだ次の片付けが残っていました。次は大物、IKEAのソファ処分が控えています。こちらもできればIKEAに持ち込みたいのですが、残念ながら大型家具のため自家用車では運搬が難しい。近くのリサイクルショップからの連絡を待っているところ。年内に片付くとよいのですが。

 

 

抱きしめたくなる料理の本 有元葉子『「使い切る。」レシピ』

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図書館でしばらく素通りしていたのですが、タイトルにひかれてつい借りてしまった本。これは大正解でした。

 

この本が大好きと思ったのは、まず「捨てる」ことが前提とされているもので、おいしいものがたくさんできていること。冒頭のレシピ、しいたけの軸ブルスケッタがおいしい!誰に言われたわけでもないのに、捨てることが当たり前になっていたしいたけの軸。それが本当に立派な、しかも何度も食べたくなるくらいおいしい食べ物になっていることに、心から感動しました。他にヒットは大きなレモンをたっぷり入れて、はちみつを好きなだけ入れるイタリアンレモンティー(本の中でこんな名前がつけられていました)。大きなレモンをスプーンでがしがし潰していただきます。このおいしさもまたまた感動で、分かち合いたくなるほどのおいしさ。家に来てくださった方たちにもどんどんご紹介しています(これははちみつがポイントのよう。メープルシロップだとなんだか違うのです)。

 

1つ1つのレシピが驚きに満ちていて、常識が揺さぶられる面白さ。それが味覚という5感にダイレクトに働きかけるものだから、面白くて面白くてすっかり夢中で試しています。嬉しかったのは、有元さんのほかの本で知りたいと思っていた、鶏一羽をキッチンバサミでさばくやり方が写真付きで紹介されていたこと。これもまた、もうすぐ試せるので楽しみでしょうがありません。

 

こんな風に素直にたくさん試してみたいと思わせてくれる、わくわくに満ちた本。それに「使い切る」ことが片付けと似ていて、料理をしたあともすがすがしくなれるのです。「作る、食べる」まではどんな料理本も載っていますが、そのあとの片付けにも生ごみにもすがすがしさを感じられる本は、なかなか出会いません。

 

うれしさに小躍りしながら、購入してページをめくる楽しさ。2018年はわたしにとって「使い切る」面白さに目覚めた1年となりそうです。