来月わたしと子ども、義母でフランスへの旅行を控えていて
モンサンミッシェルについての本を探していたところ、
この本に行きつきました。
美しい本です。
ていねいな暮らし、と日本語のタイトルには入っているけれど、
フランス語の原本ではただ「モン・サン=ミッシェルの修道女の食卓」と
あります。
すごくシンプルな本で、季節によって特徴的な修道女の作る食事が
レシピと風景とともに描かれています。
その地で収穫される食べものを活かした食事の数々。
質素な食事ではありません。むしろ私たちからみたら
乳製品や野菜をふんだんにつかって、
はれの日の食卓に近い感じがしました。
建物の写真の美しいこと!
シンプルなことは本当にうつくしいことだと、
心から感激してみていました。
わたし自身は、モン・サン=ミッシェルは2008年に一度訪れたことがあります。
冬の12月末に行ったのですが、その前までさむーいさむいドイツ近郊の街で
ホテル暮らしをしていたので、栄養も偏ってしまっていて、
バスでパリからモン・サン=ミッシェルに到着したとき、
体調を崩しダウン。
久しぶりに日本から来てくれて再会した家族に介抱してもらったので
ありがたかったのを覚えています。
だからモン・サン=ミッシェル周りのことはあまり覚えていないのが残念。
今回はゆっくり見て回れるといいなあ。
あまり覚えていないけれど、
それでも見る価値のある場所だったと思います。
話が本からそれてしまいましたが、美しい、おいしそうという
観点ですごく楽しめる本です。
現実逃避におすすめします。