いつもお世話になっているトメさんの本。
とてもわかりやすくて、大好きです。
今回は子育て中に読んでよかったの一冊をご紹介します。
先日子育て中の友人と話していて、「野菜が少なかったら子どもがかぜをひいた」という話になりました。ちょっとばたばたしていて、「おかあさんやすめ」メニューが多くなっていたそう。ちなみに「おかあさんやすめ」とは、
お=オムライス
か=カレーライス
あ=アイス
さん=サンドイッチ
や=焼きそば
す=スパゲッティ
め=麺類 めだまやき
という、簡単に一品でできしまうもののこと。
もちろんこれらのメニューが全部ダメということではなくて、あんまり一品料理が続いたり、いつもより野菜が少ないと子どもの体調に影響するのでは、と考えられています。その話をしていて、この本にも同じようなエピソードが載っていたなと思い出しました。
トメさんも子育てし始めのころ、家はごちゃごちゃ、料理も簡単なものが続いて家族が体調をくずしたりなさっていたことがあるそう。本の中にその頃のおうちの図解がありますが…人の家をのぞいておいてなんですが、おかしいです。モノのごちゃごちゃ具合がよくわかりました。
家事のことや子育て中のエピソード、保育園に入れるか迷った話、今大きくなった子どもたちを振り返ってトメさんが書くエピソードは、その頃のことを少し距離を置いて振り返ってくださるからこそ、とてもやさしくて、安心します。
それと同時に、小さい人にはやっぱり食事や住環境は、家族の力が大切だなと気づかされます。子どもが悩んだ時の話、さきほどの食事の話など…。
子育て中に行き詰まりを感じたときなどに読み返して、「わたしもこうしよう」「こうしてみよう」と、一息つける本です。