hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

理想の暮らしがしたいなら 大原照子『シンプル家事ノート』+『少ないモノでゆたかに暮らす』

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8月も後半!暦の上ではもう秋ですね。

夏休みになり、家に人がいない時間が少ないわが家。

あっという間にちらかる本や床に落ちたティッシュにため息。

片づけて、リセットして、ご飯を作ったり食べたり。

毎日そんな繰り返しですが、

元気な毎日とおびえずに寝られる寝床と家はやっぱりありがたい。

そして、毎日続く家事につかれると、

やっぱり色々な人の家事に触れたくなって、家の本が読みたくなります。

 

以前母の愛読書としてお勧めした大原照子さんの本。

hon-nomushi.hatenablog.com

わたしの行きつく理想の暮らしは、この大原さんの住まいなのではないかと

読むたびに思います。そして、彼女の本をもっと読んでみたくて

借りてきた古い本が、今日のテーマの2冊です。

 

前回は家の部屋の作りや、もののしまい方に目がいっていましたが、

大原さんがなぜ少ない荷物で暮らすようになったのか、

そのエピソードと生き方を中心に読んだら、

まあ、なんて面白い生き方をされているのでしょうか。

今まで気が付かなかったなんて、もったいないことをしました。

料理研究家として日々多忙に暮らした後、

40代で英国に語学留学。一度帰国したのち、

今度はアンティークの勉強のために再留学されたそうです。

なんだか勇気がもらえる生き方だと思いませんか?

シンプルな生活に目覚めたきっかけは、英国で

キャンプに出掛けた時の荷物の少なさだったそうです。

 

生き方もさておき、特に『シンプル家事ノート』を読んで

やっぱりなあ、と気づいたことは

汚れはためずにこまめに掃除をするしかない、ということ。

とても丁寧に思われる掃除もためないで行えば

ものの数分で終わる、とも。

 

モノとの付き合いも、人生の在り方も、掃除の仕方もすてきな著者。

古い本ですが、ぜひ家事が嫌になった時などに手に取ってみてください。

色々なところからやる気が出てきます!