この本に出会うまで、私にとってお金というのはただ貯めるものであり、
自分が豊かになるということを想像すらしていませんでした。
そして同時に、本からお金について学ぶ方法もあるのだと、気づかせてくれた大切な一冊です。
これまた以前勤めていた高校の図書室にあったのですが、今思えばよく高校にこの本が置いてあったなと思います。誰か教師の方のおすすめで本だなに並んでいたのですが、
はじめは手に取るのも恥ずかしいという思いがありました。この本を借りたら「お金持ちになりたい」とまわりに宣言するようなものですから。
それまで「○○になりたい人が読む本」だとか、そういったジャンルの本を手に取ることはありませんでした。それはこの本を手に取るのと同じように、自分が「○○になりたい」など認めたくなかったし、周りにどう取られるのか怖かったからだと思います。
幸いなことにそういったもろもろの気持ちを押しのけてまでも、読みたい気持ちが勝りました。この瞬間、きっとわたしの人生も変わったと思います。自分の気持ちに正直になったし、お金について知ろう!と思ったからです。
本の中身よりも内面の変化をつづってしまいましたが、この本を借りて出会えたことは本当によかったと思っています。お金とはどんなものか、ミリオネアメンタリティとはどんなものか、お金の扱い方は生き方にもつながるということをしっかり学びました。
この本に出会ってからしばらく、本田健さんの本を読み漁りました。そして自分とお金の関係を、メンタルから見直したのでした。
ちょっと気恥ずかしさもあると思いますが、勇気を出して読んでみてください。お金だけではなく、人との出会いのすばらしさにも感動する本です。