群ようこさんの本は時々無性に読みたくなることがあって、
今回も何冊か図書館で借りてきました。
実は今片づけたい衝動に駆られていて、
家の中に不要なものはないかと色々目を光らせています。
引っ越してきてまだ数カ月なので、元の家にも荷物があり、
分散されている今だからこそ片づけを!と燃えています。
そんな時に群さんの本を読むと、なんというか、等身大の
片付けが苦手で困っている人が描かれていて、
なんとも気が抜けるのです。
無駄に片付けへと意気込んだ気持ちが
すうっと消えていきます。
モノを片づけようとする気持ちは描かれながらも、
お母様の残された着物が
どっさり群さんの家に届いたところは、
自分も一緒にどうしようと悩む気持ちになりました。
今、わが家でも課題は自分の着物…。
3年前は着物教室も自宅で先生を呼んで行っていたくらいなのに、
今はすっかり着物熱が冷めてしまい、
しかも必要な道具が多すぎてこれはどうしたものかと…悩み中です。
ミニマムな暮らしには着物はない方がいいに決まっているのですが、
どれも祖母から譲り受けたものだから
どうしたものか、捨て魔なわたしにも手放しにくい…。
でも、使わない物をいつまでも持っていても
着物も浮かばれないと思うので、
着たいときはレンタルや着付けを考えようかな。
着物の引き取り先はもうわかっているので、
あとは自分の気持ち次第。
群さんの本からだいぶ話が離れてしまったけれど、
時間がたてばたつほどやっぱり物は捨てにくくなるのだな、
と本を読んでいて思いました。
となるとはやめに決断せねば!
と再びゆったりした片付けの気持ちに熱が入り始めました。
忙しい気持ちの行き来…(笑)。
片づけられない人にもおすすめの片付け本です。
なんだ、じぶんだけじゃないのね、と安心されると思います。