食べるものが身体を作る。その基本を突き付けられた本でした。
スポーツにはうといので、選手のことは何も知らなかったのですが、
いつも楽しんでいる化粧品会社のブログでこの本のことを知りました。
ジョコビッチ選手はいつも大会の途中で、原因不明の不調に悩まされていたそうです。それが、小麦によるアレルギーであることをある医師が見抜いて、食を変えることでその後世界のトップまでたどり着いたそう。小麦に関しては、いろいろ勉強した結果なるべく少なくとは思っているのですが、これほどまでに人の体に影響するとは。ある種の衝撃的な事実でした。
トップアスリートは身体を作ることが仕事であるから大切だ、というのはもちろんのことですが、普段の自分たちにも食は影響があることを意識していく必要があるのだと思います。
もし自分の生活や考えが食べ物で変わっていくとしたら。
自分のやりたいことができない原因が食だとしたら。
家族のやりたいことを食で支えることができたら。
そう考えると、無視できない事実がたくさんあるような気がします。
現在はたくさん食べ物があるし、たくさん加工がなされているから、普通に暮らす人にも、食の知識が必要になってきていると強く感じます。
自分の目指す方向に進むために食を意識していく。そんな姿勢に気付かせてくれた本でした。