hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

子どもも読んで、わたしも読んで マイケル・ポンド作『パディントン フランスへ』

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最近気が付きましたが、もうすでに子どもが1年生ではなく、2年生になっている…。(1年生の読書)カテゴリー、あんまりたくさん書けませんでしたが、気を取り直して2年生の読書を更新していきたいと思います。

 

2年生。

うちの子は本当に文字を勉強せず小学校に入ったので、1年生の夏休みごろまでは本当に「読んで、読んで」地獄でした。でも、あっという間に自分で読むように!冬休みになる前ごろからは自分で読んで読んで、文字が多めの物語にも手を出すようになりました。図書館では絵本やゾロリ、定番の『おばけずかん』などを好んでいるけれど、たまにお勧めを聞かれた時に数冊、ちょっと読み応えのある文字多めの本を入れてみたりして、バランスよく。でも、借りても気持ちと上手く合わないと読まないことももちろんあるので、ここは親の方が気長に様子を見ながら、長生きの物語と出会っていって欲しいと思っています。

 

そんな日々の中で、今子どもがはまっているのが、「パディントン」シリーズ。写真のはパート2の『パディントン、フランスへ』です。うちの子は赤ちゃんの時からパディントンのぬいぐるみをそれはそれは大切にしているので、そろそろ物語の方とも出会って欲しいと思って図書館で借りてきました。

 

パディントン」シリーズはわたしが子どもの頃から大好きなシリーズ。1年ほど前まで全ての作品がそろっていたのですが、ここ数年はただ飾ってあるだけになっていたので思い切って手放したばかりでした。もったいない気持ちもありますが、ロングセラーなのでいつでも買い直せるし、大抵は図書館で見つける事ができます。子どもが本当に気に入ったら、その時は文庫にして持ち直そうと思っています。

 

物語はとても面白いしとにかくたのしいのですが、結構文字が小さいめなのと、訳がきちんとした日本語なので、読み聞かせに向く物語ではないかと思っています。ちょっと1つ1つの章が長めなので、ちょうどいいところで区切ったり、その日のわたしの体調に合わせて読み聞かせをしています。

 

内容もパディントンが失敗ばかりして面白いし、パディントンが家族に愛されて一緒にいる様子が本当にほほえましいので、子どもも聞いて安心するのでしょうね。いつもたくさん笑って眠りについています。

 

子どもにもわたしにも、色々あった1日の終わり、パディントンの物語がよりそってくれている今、寝る前は本当に平和で楽しい時間です。子どもだった昔も、母になって読み聞かせをしている今も、幸せを届けてくれるパディントンに感謝、感謝の毎晩です。