このところ、2年生の子どもが本を読んで読んで、読んでいます。
ちょっとでも時間があると、本を読んでいます。
このブログも書いているくらい本好きなわたしは、
寝る間も惜しんで読みたくなる本に我が子が出会う姿を見て、
うれしくてたまりません。
それは、本が好きになってくれてうれしい、という純粋な気持ち。
「読むのって楽しいよね!生きる喜びだよね!」
(そこまで思っているかは確かめていないけれど…)
というわたしの仲間を見つけられた喜びです。
本を読む子は賢くなる、などそういうものはあまり考えていません。
なんせ自分が本読みだけれども、アウトプットは得意ではなかったので、
親からは「たくさん本を読むのに成績はこれ?」
というような評価だったんです。
読書感想文も、かなり高学年になってからようやく書き方がわかったくらい。
子どものわたしにとって、読書は純粋な喜びだったから、
子どもも同じ読書の喜びや楽しみを感じてくれていれば、それが一番。
そんな風に思っています。
ただ、子どもが本に夢中になるのに、いくつか
これが良かったのかもしれないと思うやってきたことはありました。
文字が読めなかった1年生、夏休みは地獄の音読タイムでした。
暇さえあれば「本のつづきよんでー」に時に対応。
時に「かあちゃんも読んでるから!」とつっぱねることもありましたが、
なるべく一緒に読みました。
昼間は断ることもあったけれど、寝る前だけは必ず読み聞かせ。
ここは赤ちゃんの頃から徹底してきました。
読み聞かせの橋渡しがあったからこそ、自分で読む力がついたのでは、
と思っています。
夜はテレビをつけないので、
静かなわが家の娯楽は本かアナログゲーム。
わたしは大抵本を読んでしまうので、
することがない子どもも本を読み始めます。
静かな時間、自由な時間も大切だったのかも。
そして図書館に週に1度くらい通うこと。
図書館には本当に様々な本があって、それを見るだけでも
子どもには大きな刺激になるのでは。
そのほとんどを家に持ち帰ることができるという
うれしいおまけつき。
きっとわが家にある本だけだったら、とっくに飽きて
放り出していたに違いないと思います。
決して無理に本を好きになる必要はないけれど、
本と友達になることはとても楽しいことだから、
良かったらその楽しみを知ってほしいと思っています。
子どもも、家にいる大人が楽しそうに本を読んでいたら、
きっと興味を持ってくれるのではないかな。