hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

子育て中の読書 理想と現実

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8月30日。長かった夏休みが終わります。

今年の夏休み、わたしたちの住む地域ではほぼ1か月の夏休みがありました。そして、わが家では初めての長い親子一緒の夏休みでした。

 

わが家では子どもが去年まで保育園に通っていたので、長い休みは通常通り保育園に通っていました。時々旅をしたり、用事のためにお休みをするくらい。本格的に長い休みを一緒に過ごすことは、今年が初めて。ドキドキしながら夏休みを迎えました。前半はおばあちゃんちで海に行き、後半は家で過ごす計画。思ったよりは楽に過ぎましたが、やっぱりずっと一緒はお互い疲れもたまりました。

 

そんな疲れの原因の一つは、「本を読んで!」と言われることが思った以上に多く、わたしが自由に本を読めないことでした。

子どもを産む前は、

「子育てしたら絶対子どもにたくさん本を読んであげるんだ!」

「読んで、と言ったら絶対に読んであげるんだ!」

と思っていましたが…。

こんなに本を読むのがひんぱんで、大変だとは思いもよりませんでした。しかもわたしがのんびりしようと、自分の本を読み始めた時に来る…(苦笑)。

 

わが家の子は文字をあえて教えない保育園に行っていたので、小学校に入って初めてちゃんと文字を習いました。1学期で本当によく読めるようになってきましたが、やっぱり自分で読むのは大変なようで、読んでもらうことがほぼ100パーセント。これが絵本だとまだ自分で読んでみて、と言えるのですが、今大のお気に入り『妖怪一家』シリーズは漢字もあるので、必然的にわたしか家族が読むことに。。

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さらに言うと、『妖怪一家』ならわたしも楽しめるのですが、ゾロリはかなりの分量な上擬態語が多いので、正直疲れます…。

 

そこで、作戦。国語の宿題が本読みなので、指定された教科書ではなく、自分の読みたい本を途中まで読むことで、宿題OKとしました。そうしたら、だいぶ読めるように。わたしの負担も少し軽くなりました。

そんなときに選んでよかったのが、

ーおばけのアッチシリーズ

ーめいたんていネート(ひらがな多く、読みやすい)

おさるのジョージ

の3シリーズでした。

これらはシリーズなので、主人公も同じだし、シチュエーションもわかっているので本人も読みやすいみたい。1年生の読書始まりには最適でした。

わが家では週に2回ほど図書館に行って、たくさんの本を借りていますが、そんな時も同じシリーズを借りるのは迷いが無くてよいみたいです。

 

いつか、自分で全部読めるようになる日まで、そして一人で読書を楽しめるようになるまで、あと少しかなあ。「読んでー」の頻度が下がってきたら、こんな時間も良い思い出になるのかな。