hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

3年生の夏休み 斉藤洋『西遊記』

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3年生の夏休み。

今年わが家では、子どもが『西遊記』にはまっています。

1年生の時は妖怪一家九十九さん。

2年生の時は少年探偵ブラウン。

3年生の今は、『西遊記』に夢中です。

 

実はわたしは、子どもが夢中になるどの作品も知らずにいました。

1年生の時こそ読み聞かせ地獄(!)によって

わたしも九十九さんのファンになったものの、

2年生からは自分で読んでくれるので、

全ての作品を一緒に読んだりしているわけではありません。

わたしの知らない作品もたくさんあったりして、

だからこそ、子どもの選択が面白くてたまりません。

 

自分では読まない、選ばない作品だからこそ、

選んでくれて良かったと思いますし、

本を読みながら笑う子どもの姿を見ると、

「いい本に出会えて良かったね」

と心から思います。

 

西遊記』も同じく、わたしはまだ読んだことがない作品です。

こどもは次から次へと借りて、暇さえあれば読んでいるのですけれど、

ここまで長編にはまるとは思いもよりませんでした。

でも1人で読んで全く飽きずにかなりの冊数を読んでいるのを見ると、

西遊記』の魅力がよくわかります。

 

昼間はそうして一人の読書時間だけれど、

夜寝る前は変わらずやっぱり読み聞かせ。

夏休みは長く学校の本を借りられるので、

ナルニアの2番目『カスピアン王子の角笛』を読んでいます。

寝る前の読み聞かせも、

考えて見たらあと3年あるのだろうか?

6年生になっても「読んで」と言われるかな。

子育て期間、皆さんがおっしゃる「長いようであっという間」を

痛感する3年生の夏休みです。