家事の中でご飯を作るのは嫌いではないけれど、
それでも毎日のことだから、やっぱり作りたくない日もあります。
疲れていたり、体調がいまいちだったり。
そんな時にふんどしを締め直すために手に取る本が
『家族のごはん作り 1』です。
「はじめに。」というところに、
これは、時間は思うようにならないけれど、家族のためにちゃんとごはんを作りたいと思っている人のための本です。…忙しくて料理ができないなんて、ただの言い訳にすぎません。…仕事をしながら、ごはん作りをちゃんとするためには、どうしたって覚悟が必要なのです。
という一言があって、そこを読み返すとやっぱり自分でできるだけやってみよう、
と思うことができるんです。1人じゃないという気持ちと、様々な同じ立場の人たちがそうやって家族の健康を支えているんだ、ということを思い出すのです。
それはきついことをがまんしてやり続けるという料理(家事)の在り方ではなく、
時間をやりくりしたり、自分なりのルールを作っていって、
毎日の料理を無理なくできるようにする、という方法です。
そしてページをめくっていくと、
煮込むだけで何日もおいしく食べられる料理や、
フードプロセッサーや蒸し器をつかって簡単にできるものなど、
たくさんの提案があります。
そこまでたどりつくと、今日の食事のヒントを何か得て、
気持ちもたてなおっています。
今日は、本の中で見つけたレシピからじゃがいものニョッキを作りました。
ちょっとねとねとした生地になったけれど、
家族は美味しく食べてくれました。
気持ちが落ち込んだときはぜひ。
そしてそばにあると、本当に心強い一冊だと思います。