hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

ノートについては中山さん 中山庸子『ありがとうノートのつくり方』

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これまで、ひそかに書くことと願望達成についてリサーチをしてきましたが、

わたしの調べの中で、この分野の第一人者のおひとりと言える方が中山庸子さん。

たくさんの著書を読み、様々なことを参考にさせていただいています。

その中山さんが人生の最後によりそうノートとして作られたのが、

このありがとうノート。

 

40代のわたしが参考にするのには、

ちょっと早いと思われる方もいらっしゃると思います。

ですが、人生は本当に何が起きるかわからないもの。

明日生きているとは、誰にも言えないのです。

そして40代より上の世代の方でも、

いきなりエンディングノートを書くというのは、

気持ちが重くなかなか筆が進まないのでは、と思います。

 

そんなときに、このありがとうノートの出番だと思います。

エンディングノートは、残された大切な方が困らないようにするもの。

ありがとうノートは、自分のために大切な時間を生き切ろうとするもの。

こんな違いがあるように、わたしは捉えています。

 

ありがとうノートにも、相続や健康などについて、

希望や伝えるべきことを加えてあるのですが、

この1年の楽しみなこと、したいことページもあるのです。

自分のためのページを作ることで、

これから先の自分の不安とも向き合うことができる。

きっと、これが生き続けられる時に

必要な力となってくれると思います。

 

中山さんの作られたありがとうノートの一例が巻末に載っています。

ひな形があるので、自分のノートのために取捨選択ができるのも

すごく良いところ。

ぜひ一読されてみてください。

わたしも自分の、今のありがとうノートを作ってみようと思います。