先日熊本市内に行って、素敵な絵本を見つけました。
世界中の市場の様子と、売られている食べ物が中心に描かれていますが、
少しだけレシピもあります。
市場の様子を見ると、人の日常の大切さを強く感じます。
その日の、またはそのあと数日の食べ物を買い、料理する生活。
なんでもないようだけれど、食べ物が手に入り、
安全なキッチンがある生活。
それがどれほど人に必要な事か、ひしひしと感じます。
今、戦争で日常が奪われている世界。
世界を舞台にしている絵本をみて、
平和な日常を心から願いました。
子どもはそんなことを感じずに、各ページにあるクイズ
「~を探そう」に夢中になっていました。
色々な国があり、色々な食べ物があり、色々な人々が暮らす世界。
市場というテーマから、それぞれの国の違いを見ることができます。
それぞれ違うからこそ、面白いのだなあと感じます。
美しく平和で、おいしそうな食べ物をめぐる世界市場旅行。
この本でぜひ、楽しんでください。