試験前になると急に机のまわりを片付けたくなる学生のように、
現実でちょっとしんどいやることがあるとき、
わたしは分厚い長編へ挑むくせがあります。
本当はこんな分厚い長編に逃げているどころではないのだけれど…。
世界史でクロムウェルという名前を耳にしたことはありますか。
彼が主人公の、あの時代を題材にした作品です。
これが第1作目で上下巻に分かれており、
第3作目まであるのです。
歴史小説なので、時代背景がわかっていた方が良いのだけれど、
知らなくても充分楽しめるのは作者の書く力のおかげ。
とはいえ人物相関図などを理解しながら読む必要があるので、
時間のあるときでないと読み込めないような本であるのは
間違いありません。
なのに、他にやることがある今に
なぜか手を出してしまう…。
困ったものです。
でも、もう本の世界にどっぷりつかってしまっているので、
空いている時間はひたすら読書をしてしまいます。
こうなったらもう同時進行で、
やることと読書を進めるつもりでいますが、
目下のところこちらの作品ばかりに手がいってしまいます。