このところ本屋さんにとっても興味があって、
たまたま読んでいた本の最後にこの本の紹介があったことから読んでみました。
日本には、本当にたくさんの島があるんですね!
知りませんでした。
離島という言葉がだいぶ身近なものになりましたけれど、
離島という存在は、
関東の中にいるとなかなか意識が及ばないところがあります。
その離島の、しかも本屋さんをめぐる一連のブックは、
その島の読書事情にも思いを馳せることができる
すてきな本でした。
離島と、本屋を結び付けたところがこの作者のすばらしいところ!
ナイスアイディアに脱帽です。
このブログを書いているくらいなので、
私自身はきっと本屋さんや図書館がない場所では
生きていかれないと思っています。
けれども自分だけのためではなく、
島で本に出会える唯一の場所を開いている
たくさんの本屋さんを見ていると、
なんだか同士がどこの場所にも見つけられるのではという
あたたかな希望に包まれます。
いつか旅先で、この本に出てきた本屋さんに出会いたいな。