hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

本当は怖いスマホのこと アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』

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最近、意識的にスマホを触る時間を減らしました。

スクリーンタイムというiphoneに入っている機能もOnにして、

とにかく目につくところに置かない。

 

自分とスマホの関係で「ちょっとこれは変えた方がいいのでは?」

と思ったきっかけは、Netflixで何かテレビをみながらも、スマホを触っている

自分に気が付いたときでした。

これはまずい、と思いました。

目の前のことに集中できなくなっているし、

だらだら時間を過ごしてしまっている。

 

そしてこの本を読んで、決定的にスマホとは距離を置くようにしました。

作者はスウェーデンの精神科の医師。

最先端の研究を踏まえながら、人間の脳にいかにスマホが魅力的に映り、

その他のことをどうでもよくさせるかを教えてくれています。

でも、本当に怖いと思ったのは、作った人たちも人や子供への影響が

まだわからない、というところ。

新しい機械だから、わからないことがまだまだ、たくさんあるのだそうです。

特に子供への影響は、計り知れない…。

そしてジョブスを始め、ITの先駆者たちは自分の子どもが低年齢のうちは、

絶対にスマホを与えなかったという事実。

 

スクリーンタイムを始めてから、思った以上に自分がスマホに触っていることに

気づきました。最初は40分程度(1日)だったのが、気が付けば週の平均は1時間!

なんともったいない時間…とわたしは自分で思いました。

 

今、我が子は小学校低学年。

わたしたち親がスマホを使っていると、やっぱり興味を持って

覗き込んできたりします。

その姿を見た時にわたしは、子どもといる時間に目の前の子どもを見ずに

何をやっているのだろう?

そう心から気づけたので、本当に今はスマホから距離を取っています。

 

「あれ、最近スマホばっかり触っている?」

と思った方はぜひ読んでみてください。

客観的に自分を見て、はっとすること請け合いです。