先月、知人の庭に皆でピザ窯を作りました。
薪で燃やして焼く手づくりのピザ窯です。
今まで発酵なし生地のピザを焼いていたのですが、
本格的なピザ窯の完成を見て、レシピも更新。
幸栄さんのパンレシピが気に入っていたので、
この本のレシピを参考に作ってみました。
幸栄さんのレシピは、乳製品を使わず、
少ないイーストでじっくり発酵させるところが特徴です。
こねる作業はあまり必要なくて、
その代わり一次発酵の時間をしっかりかけるやり方です。
そのためか、生地が味わい深くとてもおいしい。
ピザを焼くとき、別の方法で作られたピザ生地もあったのだけれど、
幸栄さんのレシピの生地の方がしっかりふくらんで、
おいしさが全然違いました。
おうちのオーブンでも、きっとちがいがわかるはず。
パンやお菓子の本、お料理の本も含めて、
この世には本当にたくさんのやり方があって、
どのレシピが良いのかと、
迷われることもあるかと思います。
そんな時はまず一度、作ってみることをお勧めします。
わたしもさんざん、色々なレシピを試しましたが、
本によって複雑すぎたり、思っていたパンと違ったり、色々。
探した末にようやくわたしに合っているのは、
この幸栄さんのパンレシピだとわかりました。
何かの作り方の本は特に、他の人から勧められた本が、
自分には全く合わないこともあります。
一度試してだめだったら次の本、別のやり方を試してみる。
そんな風に回り道をすることで、
自分に合う方法の本が
見つかりやすくなるのではないかと思います。