hon-nomushi’s blog

人生の友になる本との出会い

子どもとの対話 野口絵子、健『父子で考えた「自分の道」の見つけ方』

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お世話になったジュエリーデザイナーの方にすすめられて出会った、

すてきな本をご紹介します。

世界ふしぎ発見ニュージーランド紹介で

リポーターとして活躍されている野口絵子さんと、

登山家で絵子さんの父である野口健さんが著者の本です。

世界ふしぎ発見」は、わが家で良く観る番組なので、

「あ、あのかわいらしい子ね!」とピンときました。

 

この本はお父さんの野口健さんと、今ニュージーランドに暮らす

絵子さんとの対話が載っています。

話題は学校のこと、物事の捉え方、

一緒に山登りしたときに思ったことなど。

 

教育のこともたくさん語られているけれど、

1人の人として、危機的な状況にどう対応するかなど、

メンタル、体力のことについてのはっきりとした意見が

命に関わる仕事をされている健さんならではで、

すごく参考になり、思わずうなってしまうことばかり。

そして父から子に教えるだけではなく、

時に子から父へアドバイスしたことについても語られていて、

まさに今の父子関係だなあ、と思いました。

40代のわたしと父の関係だったら、

父に意見するなんて考えられなかったもの。

 

今、わが家の子どもは3年生の終わりですが、

本人から「この先はどうするの?」なんて進路に関する

話が出てきています。

本の内容をそしゃくして親の選択肢も広げつつ、

子自身でも選んでいけるよう、

サポートしていけたらいいな。