なんてきれいな絵。
図書館の本棚に埋もれていた美しいこの本を見つけた時、小躍りしました。
この本の主人公はパフィン島という島の灯台守。
ある日難破した船に乗っていた人々を助け、
その中の少年と一生をかけて付き合っていくというお話でした。
とにかく絵が美しい。そして表紙だけではなく、
中身にもふんだんに絵が描かれているので、
ちょっと長い絵本のように読むことができます。
こんな美しい絵をたくさん掲載してくれるなんて、
これを豊かさと呼ばずしてなんと言えばいいのか。
お話自体は決して難しくはないので、
2年生くらいから自分で読めるかな?
子どもにも読んでほしくて、借りて帰りました。
子どもは「本当にあったことかな?」と
思ったようです。
ちょっと疲れてしまって、長い本を読めない時などに、
豊かな時間をもたらしてくれること、請け合います。