先日完全な引越しを終えて、 向こうの家に置いておいた本が全て手元に戻ってきました。 その時にすぐ手に取ったのがこの『身軽に暮らす』。 なぜ、今までブログで紹介していなかったのかしら? それくらい、大切に大切に読んでいる本の1つです。 なぜ何度も…
10歳になったばかりの時に、子どもが親しくしている友人から ハリー・ポッター第1巻をいただきました。 その後しばらくはこのボリュームだし、手に取らずにいましたが 夜少し読み聞かせをすると、自分で読み出しました。 それからはあっという間。 ほんとう…
今日は本の紹介はお休みして…。 少し前のことですが、読書検定というのに応募をしたところ、 準優勝大会委員共感賞というのをいただきました。 (遠矢というのがわたしのペンネームです) 読書検定というのは、気に入った本のフレーズを 理由と共に書き出し…
わたしはデパートに行くと、洋服を見に行ったはずなのに つい上の方のキッチン用品をふらふらと見てしまう習性があります。 台所の道具が大好き。 だけど、道具がいっぱいあるのは苦手。 だから、厳選されたものだけ家にあればいい。 けれども、「厳選された…
読むのに少し時間のかかる本のご紹介が続いています。 『彼女のかけら』。 以前Netflixで見たドラマの原作です。 人は身近な人のことを本当に全部理解しているのだろうか? 知っているのだろうか? という問いかけが恐ろしく、胸に突き刺さる小説でした。 主…
読み終わった後の静かな感動を、どう表せばいいのだろうか。 長い登山を終えて、そして下りきった後にも美しい景色が待っていた。 そうお伝えしたらこの本のすばらしさをわかっていただけるだろうか。 たまたま新しい職場の図書館で出会った本だけれど、 き…
もう子どもは5年生になってしまいました。 でも振り返りで4年生の読書を記しておこうと思います。 4年生の最初、大好きだった図書館から遠く離れてしまって、 とても残念がってあまり本を読まなくなっていました。 けれど近くの同じ小学校を卒業した子に、 …
子どもがハリーポッターにはまっているので(5年生のはじまり)、 ファンタジーの棚によく行くようになりました。 そこでみつけたなんだか地味な表紙の(失礼?)本。 今、3部目を読んでいます。 面白いです。 主人公のステラは母を失くして、父親はわからず…
ただいま! 長崎の引越しを終えて戻ってきました。 予定やら会いたい方とのごあいさつで、 あわただしい日々を過ごしていました。 持って行った本は1冊だけ。 空いている時間に近くの図書館で本を読んでしのいでいました。 けれど家で少し時間ができて、 ふ…
長崎の小浜温泉近くに、タネトという野菜の直売所があります。 プラスチックフリーで地元の元気な野菜を扱っているところ。 そこによく岩崎さんのお野菜があって、種取り農家さんという存在を 初めて知りました。 なるべく野菜は元気なオーガニックのものを…
群さんの小説が大好きなのに、読んだことがなかったれんげ荘の物語。 先週のひととき、シリーズ全冊を楽しみました。 主人公は40代。 それまで嫌なことをして働いて、 気の合わない母親との生活をしていた彼女は、 仕事を辞めて働かないで暮らすために、 月…
日本の子育てを経験していて、 ほんとうに閉塞感を感じます。 電車やショッピングセンターにいる赤ちゃんたちは、 たいていスマホ漬け。 なかないため、親のため?もあるだろうけど、 一番は赤ちゃんが泣くと生まれる まわりの見えないちくちく視線なのでは…
勤務先にあって、「あ!」と思った本。 本のタイトルを新聞の帯で見つけた時から読んでみたかったんです、 この本。 中は漫画とコミックエッセイとの中間のような、 範囲が少しあいまいな本だと思います。 中は同じアパートに住む住人の、それぞれのインテリ…
このところ本屋さんにとっても興味があって、 たまたま読んでいた本の最後にこの本の紹介があったことから読んでみました。 日本には、本当にたくさんの島があるんですね! 知りませんでした。 長崎に住んだときは五島・対馬・壱岐があるので、 離島という言…
ケストナー作品と出会ったのは小学生の頃。 夢中になって読んだ『ふたりのロッテ』、もちろん『エーミールと探偵たち』も! なのにこのふたごの本だけは、今まで読んだことがありませんでした。 良く通っていた図書館になかったのかしら? でも、このタイミ…
今週は月曜日まで旅に出ていたので、ばたばたしていました。 普段は単身赴任の家族も家にいて、 なんだかスケジュールがぐちゃぐちゃ。 ようやく落ち着いてブログを書くことができます。 さて、今回の本は小説のように読みやすいものではなく、 経済の本です…
「つ、つ、疲れたー」と言いたくなる日は誰にでもある。 もちろん、わたしにも。 そして、そんな時は仕事終わりの日が うれしくてたまりません。 今週もブログアップが遅くなりましたが、 本は変わらず読んでいます。たくさん。 忙しくはなかったのだけれど…
いつも一定の火曜日または水曜日、 そして金曜日にブログを書く予定でいるのですが、 最近週中が忙しくて、ブログが書けない時が続いています。 なかなか定期的にUPできずに、ごめんなさい。 少し落ち着いたので、来週くらいから定期的にUP できるようにした…
美しい日本語を読みました。 李琴峰さんという作家の方をご存知でしょうか? 台湾出身、つまり日本語は第二言語。 なのに、なのに、 なんて美しい日本語を書かれるのだろう。 読んだとき、心が震えました。 というのもわたしも外国語学習者だから。 こんなに…
先日、台所に2つものが増えました。 スライサーとヨーグルトメーカーです。 どちらも悩みに悩んで注文したものだけれど、 モノが増えたのは事実。 料理が確実に楽しくなりましたが、 キッチンのものはあれやこれやと新しいものが出てくる世界。 はたしてど…
村上春樹『雨天炎天』をこよなく愛しています。 その舞台となっているギリシャのアトスについて書かれたこの本を、 大好きなセラピストさんがお読みになっていて気になって。 お正月明け、ようやく図書館に届きました。 舞台となっているのは女性が決して入…
昨日の夜はあまり眠れませんでした。 せっかくこの本を読んだのに…。 皮肉なことに、眠りについて考えすぎたせいか かえって眠れなくなってしまいました…。 ー午後14時までしかコーヒーを飲まない ー夜パソコンを使わない ー運動をする を家族が実践したとこ…
「シティオブエンジェル」 という映画をご存知でしょうか。 天使と医師が恋をするお話なのですが、 わたしはこの映画が大好き。 久しぶりに見たいと思って、見返してみたら このヘミングウェイの小説が出てくることを思い出して、 かりてきました。 そういえ…
あけましておめでとうございます。 簡単におめでとうと言えないお正月でしたが、 それでも日々は過ぎていく。 できることをできる範囲でやっていきます。 本の時間もいつもより短めでしたが、 そんな時に最適なのが短編集。 以前ご紹介したこの関連作品。 ho…
駅に近づくとき、郊外の私鉄電車はスピードを落す。手前のカーブがきついので、線路すれすれまで建った家々の軒を掠めそうになる。やがて駅へすべりこみ、するとホームを隠すような看板で、もう家々は見えない。産婦人科、金融、海老料理店などの看板がつづ…
レシピの本は基本的に買わずにすませたい。 本を見て「これ作ってない…」となるのが嫌だから。 けれども久しぶりに、新生活になったばかりの今年の4月に この本と出会ってから、 あまりに図書館で何度も借りすぎて、 さすがに買おうと決めました。 この本の…
原田マハさんの作品を読み続けたくて、 別の本を借りてきました。 読んでみたらびっくり! 最近知り合った方が関わっているハーレーダヴィッドソンという バイクにさっそうと乗る女の子の話、 訪れたことのある北海道の鶴居村が舞台になっていたりして、 一…
オスカー・ワイルドという作家をご存知でしょうか? きっと大学で英文学を専攻された方などは、ご存知なのではと思われます。 言わずと知れた古典の1つですが、 古典というのは何ともとっつきがたいもの…。 読みにくい訳に古語が混じって、本の本質を理解す…
いや、おもしろかった。 夢中になって読みました。 『三体』(以前のブログにあり)を最近読破したので、 図書館をうろうろして読みたい本を探していたところ、 原田マハさんの作品に出会いました。 以前彼女のモネを題材にした本を読んだことがあったので …
高校生のころから、インテリアが大好き。 今の自分の家と写真を比べてはため息をついていました。 今は?少しずつ理想に近づけているかな。 高校生の頃はたくさん雑誌を買って、読んでいましたが 今はあまり心ひかれる雑誌やインテリアがなくて、 もっぱらピ…